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【オーストラリア】豪の次期潜水艦、基本デザインで合意

2017/10/31(火) 11:30配信

NNA

 オーストラリアがフランスと共同で進める新型潜水艦12隻の建造計画で、艦体の全長、最大幅、水中排水量など、コンセプト・デザインで合意に達したことが分かった。30日付オーストラリアンが伝えた。
 オーストラリア国防省と次期潜水艦の建造計画を監督するフランス政府系造船会社ネーバル・グループ(旧DCNS)は共に、コンセプト・デザインの詳細について明言を避けているものの、関係者によると、艦体の全長は97メートル、最大幅は8.8メートル、水中排水量は4,500トンで合意に至ったもよう。
 また次期潜水艦の目玉として強調されてきたポンプジェット推進器についても、搭載する方向で話し合いが進んでいるとみられる。
 コンセプト・デザインに関する作業は、昨年9月に開始。連邦政府はこれに5億豪ドル(約435億8,800万円)を投じており、作業は2019年初旬にも完了する見込み。
 ネーバル・グループのジャン・ミシェル・ビリング事務局長は、次期潜水艦について「白紙の状態から検討を始めたが、装備面などでオーストラリアの求める要件を反映したことから、バラクーダ型に非常に近いデザインになる」と説明している。
 ■フリゲート艦の建造、雇用創出に貢献
 一方、総工費350億豪ドルを見込む次期フリゲート艦9隻の建造に当たっては、35年にわたるライフスパン中のメンテナンスも考慮した場合、合計で数千人分の雇用が創出される見通しだ。
 KPMGはこのほど発表した報告書の中で、技術移民の受け入れに関する先のルール変更が、防衛プロジェクトに携わる企業の人員調達に、直接的な影響を与えることになるとの見方を示している。

最終更新:2017/10/31(火) 11:30
NNA