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ベテラン記者も懸念 森保新代表監督を待つ東京五輪の重圧

10/31(火) 11:56配信

日刊ゲンダイDIGITAL

 2020年東京五輪男子サッカーの日本代表監督、森保一・前広島監督(49)の就任記者会見が30日、日本サッカー協会で行われた。 

 地味で真面目と評される森保監督。「全身全霊をもって向かう」など硬いコメントを連発。東京五輪本大会では「自国開催で期待されるのはメダル。獲得できるように頑張りたい」と話した。

「会見中に森保監督の頬が緩んだのは、同席した技術委員会・西野朗委員長が、96年アトランタ五輪に監督として出場した際の『本大会前にサッカー協会やJOCに(強化策など)たくさんの強い要望を出したことで奇人・変人扱いされた』と話した場面と、会見終了後にカメラマンから『笑顔をお願いします』とオーダーされた時くらい」(マスコミ関係者)

 もともとJ時代からカリスマ性とは無縁。知名度も低く、テレビ局などから「もっと華のある監督の方がよかった」という声も聞こえてくる。

「とにかく顔が売れていない。会見の様子をテレビのニュース番組で見た某サッカーファンが『ひな壇に似合わないスーツを着たオッサンが3人……誰なの? まったく分からなかった』とSNSでつぶやいて話題になった」(前出の関係者)

 広島監督時代の12~15年シーズンに3度のJリーグ優勝を経験した森保監督。実績は日本人指導者の中で抜きんでているが、これまで年代別代表チームを率いたことはない。年間のトレーニング日程などに限りのある代表チームの指揮官として「結果を残せるのか?」と不安視されている。

「02年W杯が日本で開催されましたが、代表監督を決めるのにサッカー協会には『日本人では強大なプレッシャーに耐えられない。監督は、負ければ自国に逃げ帰ってしまえばいい外国人指導者に任せる』というコンセンサスがあった」とサッカーダイジェスト元編集長の六川亨氏が続ける。

「五輪好きの日本人の国民性からいって、本大会の1年前くらいから森保監督の一挙手一投足に注目が集まり、息苦しい生活を強いられます。さらには『これでメダルを逃すことになったら……』と将来の不安とも戦わないといけません。東京五輪1次リーグ敗退ともなると徹底的に叩かれ、当分の間、Jリーグも監督のオファーを出しづらくなるでしょう。森保監督は未体験のプレッシャーに耐えられるのか? 懸念されるところです」

 森保監督、大丈夫か?

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