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韓中がTHAAD関連協議の結果発表 「あらゆる交流協力を早期に戻す」

10/31(火) 11:24配信

聯合ニュース

【ソウル聯合ニュース】韓国外交部は31日午前10時、同部ホームページに報道資料として、米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」の在韓米軍配備問題に関し中国と進めてきた協議の結果を掲載した。中国側も同時に協議結果を発表した。双方は「韓中関係を重視し、両国間の共同文書の精神にのっとり韓中の戦略的な協力パートナー関係の発展を推進していくとした」とし、韓中間の交流協力の強化が双方の共同利益に合致するという認識の上に、あらゆる分野の交流協力を正常な発展軌道へと速やかに戻すよう合意したことを明らかにした。

 朴槿恵(パク・クネ)前政権下だった昨年7月に韓国政府がTHAAD配備を発表して以降、配備に反発する中国が韓国に対する報復的な措置を取り両国間にあつれきが生じていたが、収拾を図ることになる。

 韓国外交部が公表した「韓中関係の改善に関する両国間の協議の結果」と題した資料によると、両国は韓国青瓦台(大統領府)国家安保室の南官杓(ナム・グァンピョ)第2次長と中国の孔鉉佑外務次官補が最近協議するなど、朝鮮半島問題などについて外交当局間で意思疎通を図ってきた。

 その結果、韓中関係を重視し戦略的な協力パートナー関係の発展を進めていくことで一致。朝鮮半島非核化の実現、北朝鮮核問題の平和的解決の原則もあらためて確認し、あらゆる外交的手段を通じて北朝鮮核問題の解決に持続的に取り組んでいくと表明した。そのために戦略的な意思疎通と協力を一層強化していく。

 懸案のTHAAD問題について、韓国は中国の立場と憂慮を認識し、韓国に配備されたTHAADが第三国を狙うことなく本来の目的通り用いられ、中国の戦略的な安全保障の利益は損なわないという点を明確にした。

 一方、中国側は国家安保を守るために韓国へのTHAAD配備に反対するとあらためて言及した。同時に、韓国が表明した立場に留意し、関連問題を適切に処理するよう促した。

 双方は両国の軍事当局間のルートを通じ、中国が懸念するTHAAD関連問題について意思疎通を図ることで合意した。

最終更新:10/31(火) 11:40
聯合ニュース