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<君の名は。>ハリウッド実写化に感じる「反対」より「困惑」

10/31(火) 22:00配信

まんたんウェブ

 昨今、数々の人気マンガやアニメが実写映画化して話題を集めているが、先日、昨年の大ヒットアニメ「君の名は。」のハリウッド実写化が発表された。とかく賛否両論渦巻く実写映画化だが、「君の名は。」の場合は少し異なったようだ。“オタレント”の小新井涼さんが、アニメファンの目線から分析する。

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 大ヒット映画「君の名は。」が、ハリウッドで実写映画化することが発表されました。

 普段こうした人気アニメの実写化には、「実写版なんて求めてない!」といった拒否反応がつきものなのですが、今回はそうした反対の声が目立たなかったように思います。リアクションとしては、今回はどうやら「反対」よりも「困惑」の方が強いような……。こうした反応の理由は、一体どこにあるのでしょうか。

 まずは反対の声が目立たなかった理由ですが、それは「君の名は。」が、アニメファン以外の観客も多かった作品だからだと思います。

 実写化に拒否反応を示すのは、作品への思い入れが特に強いアニメファンが大半です。ところが、国民的ヒットを起こした「君の名は。」の観客には、普段アニメを見ない人も大勢いました。そのため、観客全体からみたアニメファンの割合が小さくなり、当然ながら、他の作品と比べると反対の声もあまり目立たなかったのでしょう。

 それに加えて今回は、普段アニメを見ない人々が、アニメやマンガの実写化に慣れてきていることも大きかったと思います。

 以前はアニメファン以外からも、「またアニメ原作かよ」といったネガティブなリアクションがありましたが、最近はそうした反応も少なくなりました。それは、「ジョジョの奇妙な冒険」や「銀魂」「鋼の錬金術師」など、次々と公開されるアニメ・マンガ原作の映画に人々が慣れて、「人気作は実写化されるもの」というイメージがすっかり定着したからなのかもしれません。

 こうして実写化そのものへの反対は目立ちませんでしたが、一方で気になるのは、人々が「困惑」した理由です。

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最終更新:10/31(火) 23:13
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