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2画面スマホ「M Z-01K」はどう使う? 4つの“モード”をチェック

2017/10/31(火) 19:10配信

ITmedia Mobile

 NTTドコモが2018年1月以降に発売するAndroidスマートフォン「M Z-01K」。“2画面”というインパクトゆえか、同社が発表した2017年冬・2018年春モデルの中でも特に注目を集めている。

2画面モードでは、アプリを自由に組み合わせられる

 ドコモとしては「MEDIAS W N-05E」以来4年ぶりとなる2画面スマホ。使い勝手には問題ないのだろうか。チェックしてみよう

※ このレビューは、開発途中の実機を利用して実施しています。発売時に仕様が一部変わる事もありますので、ご了承ください

●画面モードは4つある

 Z-01Kには、「1画面」「2画面」「ミラー」「大画面」の4つの画面モードがある。

 モードの切り替えは、ナビゲーションバーにある「Mキー」を押して行う。Mキーを押すと、画面モードが一覧表示されるので、好きな画面モードを選べば良い。

 ただし、サブ画面(薄い方の画面)を折りたたんだ場合、強制的に「1画面」となり、モード選択はできない。

●1画面モード:普通のスマホと同じように使える

 「1画面」モードでは、普通の5.2型フルHD(1080×1920ピクセル)液晶を搭載するAndroidスマートフォンとして使える。サブ画面を折りたたんでしまえば、横幅は72mmと、同一画面サイズのスマホとそんなに変わらないので違和感もない。

 1画面モード時に使わないサブ画面は、スタンド代わりに使うこともできる。動画を視聴する時に便利だ。

●2画面モード:アプリの組みあわせはほぼ自由

 「2画面」モードでは、2つの画面に別々のアプリを表示できる。アプリの組み合わせに特別な制限はない。2画面モードを有効にすると、サブ画面側にドロワー(アプリ一覧)が表示されるので、サブ画面側で表示したいアプリを選択しよう。

 このモードの利用中は、操作をしている(アクティブな)画面の方にナビゲーションバーが表示される。左右(あるいは上下)の画面でタッチ操作を「行き来」していると、ナビゲーションバーも一緒に「行き来」する。

 アプリを表示する画面を入れ替えたい場合は、現在表示している画面から他方の画面まで2本指でスワイプすれば良い。この際に、アプリによっては強制終了してしまうこともあった。製品版での改善を期待したい。

 以前の記事でも触れた通り、2画面モードはOS標準の「マルチウィンドウ」機能を応用して実現している。そのため、アプリでの特別対応は不要だ。ただし、マルチウィンドウに対応しないアプリは、2画面モードも非対応となる。

 「マルチウィンドウ非対応アプリを、どうしても2画面モードで使いたい……!」という場合は、端末設定にある「デュアルスクリーン表示」で「アプリをデュアルモードで強制表示」のスイッチをオンにすると強制的に表示できる。ただし、正常に動作しない可能性もあるので注意しよう。

●ミラーモード:2つの画面に同じ映像を表示

 その名の通り、「ミラー」モードでは、同じ映像を2つの画面に投影する。縦画面の場合は同じ向きに、横画面の場合はヒンジを基準として向い合うように表示される。

 タッチパネルは両方の画面で有効となっているが、2画面同時に操作することはできない。

 動画を2人で向き合って見る時はもちろん、客先でのスマホを使ったプレゼンにも便利そうだ。

●大画面モード:2つの画面を“1つ”に

 「大画面」モードを使うと、2つの画面を「2160×1920ピクセルの6.8型ワイドディスプレイ」として利用できる。ナビゲーションバーは、常にメイン画面側に出る。

 このモードが有効になると、アプリに報告される画面解像度も「2160×1920ピクセル」となる。若干特殊な解像度ではあるが、この解像度(と端末形状)を想定したアプリはより便利に使えるはずだ。ドコモ純正アプリでは、「dマガジン」と「dブック」においてZ-01Kへの最適化を行っている。

 大画面モードへの切り替えは画面解像度の変更を伴うため、アプリが再起動したりエラーを起こしたりする可能性がある。そこで、大画面モードとその他の画面モードとの切り替え時には警告ダイアログが出るようになっている。

●カメラ:1つのカメラを「イン」「アウト」両方に使える

 Z-01Kはメイン画面の左上に2030万画素カメラを備えている。カメラはこの1つだけだ。

 しかし、Z-01Kでは2画面を生かして1つのカメラをインカメラとしてもアウトカメラとしても使えるようにしている。

 標準カメラアプリは、まず「インカメラモード」で起動する。このモードではメイン画面が点灯し、サブ画面は消灯する。2030万画素センサーのおかげか、かなりキレイな自分が写り込む。もちろん「美肌モード」も使える。

 この状態で画面のカメラアイコンをタップするとサブ画面が点灯し、メイン画面は消灯して「アウトカメラモード」に移行する。モードの切り替えに合わせて、撮影モードの表示順序も一部入れ替わる。

 要するに、画面の切り替えによって“疑似的に”カメラのイン・アウト切り替えを実現しているのだ。

 Z-01Kの2画面は、ユーザーの工夫次第で非常に便利に使えそうだ。

 ただ、その便利さを存分に発揮するには、2画面モードでは「マルチウィンドウ」、大画面モードでは「2160×1920ピクセルの画面」を想定したアプリが必要となる。

 この2点を“意識”したアプリをより多くそろえるために、ドコモとZTEがどこまで「頑張る」のか、注目したい。

最終更新:2017/10/31(火) 19:10
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