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Datorama、テレビ放送実績データのダッシュボード化が可能に

10/31(火) 22:41配信

ITmedia マーケティング

 Datorama Japanは、マーケティング特化型BIプラットフォーム「Datorama」が、エム・データの提供するテレビ放送実績データベース「TVメタデータ」と接続開始したと発表した。

テレビとソーシャルメディアと売り上げの相関ダッシュボード例《クリックで拡大》

 Datorama のSaaS型プラットフォームは、マーケティング活動全体に関わる数多くのデータを1つのデータソースとして統合して分析し、意思決定を支援する。最近では従来の API に加え、Integral Ad Scienceの広告効果計測ツールやYahoo!ディスプレイアドネットワーク(YDN)などのアドネットワーク、マーケティングオートメーションの「Marketo」、競合サイト分析ツール「SimilarWeb」との API 接続も開始している。

 導入企業は数千に上り、ブランド企業や広告代理店、メディア運営会社、マーケティング系プラットフォマーなどの企業が導入している。

 一方、エム・データのTVメタデータは、テレビ番組やテレビCMを24時間365日モニタリングしてテキスト化したデータベース。「いつ」「どの局の番組や CM で」「何が(誰が)」「何を」「どのように」「何秒間(何回)」放送されたのかを把握でき、放送局や広告主、広告代理店などに利用されている。

 テレビCMは投資額が特に大きいにも関わらず、デジタル広告に比べて効果が計測しにくく、投資最適化が難しいという課題があった。今回、DatoramaとTVメタデータが連携したことで、視聴履歴とデジタル広告、ソーシャルの口コミ情報やシェア率、さらに自社の売り上げやCRM データなどを統合してマーケティング活動全体の可視化が可能になった。

 これにより例えば、テレビCM とオンラインのクロスチャネルキャンペーンならテレビCMでリーチできていない部分を素早く発見し、即座にオンライン施策で補完可能となる。

 また、エム・データ内のビッグデータ解析プロジェクト「ライフログ総合研究所」が提供するビッグデータ分析サービス「TV Rank」とも連携し、TVメタデータによる「認知」からWeb 検索データでの「関心度」、SNS データによる「好感・意向度」、POS データによる「購入」までマーケティングファネル全体で分析し、視聴者の態度変容やインサイト、競合ブランドとのポジショニング、時系列トレンド、施策のパフォーマンス、ROIなど をDatorama上で可視化するダッシュボード展開を計画している。

 加えて、AI(人工知能)「Datorama Genius」との連携も視野に入れている。