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ちはなちゃん印の「蓮の実甘納豆」 千葉市の老舗和菓子店を訪ねて

10/31(火) 11:01配信

ちばとぴ!チャンネル

千葉市中央区の亥鼻公園内にある茶処「いのはな亭」で、千葉市のマスコットキャラクター「ちはなちゃん」をパッケージにあしらった蓮の実甘納豆を見つけました。(海いこ山いこチャンネル)

手のひらサイズの袋に、コロンとした蓮の実の甘納豆が10粒ほど入っています。
甘くて、クセがない味わいです。

いのはな亭のご主人にたずねてみると、千葉市中央公園近くの「榎家」という和菓子店で作っているのだとか。

早速、榎屋へ行ってみました。

千葉市中央公園から国道14号沿いに西へ200メートルほど行くと、すぐに見える赤い軒先が榎家です。

お店に入ると、甘納豆の他にも、ちはなちゃんのパッケージのお菓子が販売されていることがわかりました。

最中とゼリーもありましたよ。

榎家では、オオガハスが千葉市の花に制定されたことを受け、蓮の実を使って何かお土産品を作ろうということになり、蓮の実甘納豆の開発を始めました。

国内では実の仕入先が見つからず、中国や台湾で漢方薬として生産され、輸入している蓮の実を使っているそうです。

1週間もの時間をかけて、じっくり作るそうですよ。

同時に大量の砂糖を使うため、近年、原材料が高騰していることで、ちょっと苦しい状況なのだとか。甘納豆を作る途中でどうしても発生する割れてしまった蓮の実を利用して、最中やゼリーなど別のメニューも展開しています。

榎家は明治期に東京で創業。第二次大戦で焼け出され、千葉に店を構えて現在に至ります。

戦前から高度経済成長期にかけて、榎屋のある千葉市中央区中央周辺は「蓮池」と呼ばれ、お茶屋の黒塀が並ぶ華やかな花街が隆盛を極めていました。

蓮に縁のあるまちなんですね。

現在はビルが立ち並び、面影もほとんどないですが、蓮の実を通して「蓮池」を感じられるかもしれません。

榎屋の蓮の実のお菓子は、千葉市の優良観光土産品として推奨されています。