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オンラインで英語教育、その意外な効果とは?

2017/10/31(火) 12:04配信

ベネッセ 教育情報サイト

大学入試センター試験に替わって2020年度から実施される「大学入学共通テスト」では、その一環として、高校3年生の4~12月に受けた民間の英語資格・検定試験の結果が2回まで、実施団体から大学入試センターを通して、受験する大学に提供されます。これに対応するためにも、センター試験で問われる「読む」(筆記)、「聞く」(リスニング)だけでなく、「話す」「書く」を加えた「英語4技能」を、バランス良く育成することが急務です。

現在でも高校の英語の授業は英語で行うことが基本とされており、新学習指導要領では、中学校でも英語で授業を行うことが求められます(2021年度から)。
しかし生徒ばかりか、英語の担任でも英語で授業を行うのが苦手であることが少なくありません。そんな中、生徒に4技能を身に付けさせるため、オンライン学習を取り入れている中・高校も広がり始めています。

恥ずかしがって使えない生徒も話せるように

恵まれたICT(情報通信技術)環境を生かして教員が全員、電子黒板機能付きのプロジェクターを使って授業を行っている、さいたま市立大宮北高校。2014年度に設置された理数科(各学年1学級)の生徒には15年度から1人1台、キーボード一体のハイブリッド型タブレットを無償貸与しています。16年度からは文部科学省のスーパーサイエンスハイスクール(SSH)に指定され、普通科(各学年7学級)の生徒も対象にした理数教育や、ICTをフル活用したアクティブ・ラーニング(主体的・対話的で深い学び、AL)、グローバル時代を見据えた人材育成にも力を入れています。

17年度入学生からは普通科の生徒にも全員、個人負担ながら7インチのタブレットを持たせています。それを機に、ベネッセが中学・高校の教育現場向けに特別に開発したオンラインの英語スピーキング対策講座「Online Speaking Training(オンライン・スピーキング・トレーニング、OST)」を導入しました。

普段の英語の授業ではクラスメートの中で恥ずかしがって話せなかった生徒も、日本の中高生向けに研修を積んだ外国人講師から、画面越しでもマンツーマンのスピーキング指導を受けると、2回目ともなれば会話を楽しめるようになってくるといいます。

その成果は、さっそく今夏に行われたオーストラリア研修で発揮されました。現地の生徒と共に構成したグループを仮想の国と見立て、国際関係を議論したのですが、英語力が不十分で、早口の豪州英語に難渋しながらも、彼らに勝る科学的知識も発揮しながら堂々と渡り合って、引率する先生を驚かせたといいます。

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