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その「がん保険」で家計は大丈夫?!FPによるがん保険チェックポイント

2017/10/31(火) 17:20配信

ファイナンシャルフィールド

怖い病気はたくさんありますが、中でも、一生涯で罹る確率が高い『がん』という病気。

その罹患率は、2人に1人と言われています。病気に対する備えと言えば、《医療保険》が一般的でしたが、近年、がんという特別な病気に対する備えとして、『がん保険』が注目されています。

世帯加入率91.7%という『医療保険』に対し、がん保険は60.7%と、加入率的には医療保険に及びませんが、その病気が家計に及ぼす影響の大きさから、ファイナンシャルプランナーとしては、医療保険よりも、がん保険の必要性を強調したいところです。(加入率は、生命保険文化センター平成27年度「生命保険に関する全国実態調査」結果による)

今や、何かしら備えたほうが望ましいとされるがん保険ですが、保険会社各社、様々な商品がありますので、なかなか選ぶのが難しいのが現状です。

そこで、様々な商品の保障詳細まで比較するケースが多いファイナンシャルプランナーの一人して、がん保険のチェックポイントをまとめてみたいと思います。

特に『がん』という病気の家計に及ぼすリスクに注視してみましょう。ポイントは3つです。

一時金はもらえる?いつ、どんなときに?

がん保険のトレンドとして、近年【一時金】【複数回】は、いわば当たり前になってきています。この2つのポイントだけであれば、各社のがん保険が概ね該当します。

がんは、見つかってしまったら長いお付き合いになる病気です。みつかる時期、部位、その人によって治療方法や治療期間、症状も様々。

しかし、共通しているのは、宣告された全員の頭によぎるのが、治るのか?次に、お金はいくら必要なのか?だそうです。

医学の進歩とともに、治る可能性が高まる半面、その治療や薬の費用は高額になります。そして、体力的に精神的に、そして、就業環境的に働き続けることができるかどうか?つまりは、収入は維持できるのだろうか?など、経済的な不安に襲われるそうです。加えて、長期化、再発、転移など、時間が経てば経つほど、その経済的リスクが大きくなってくるのです。

だからこそ、1日入院していくらという保障よりも、その使用用途が自由な一時金、しかも複数回が必要なのです。

しかし、その支払い要件に注意が必要です。

ここに各保険会社、違いがあります。初回の【一時金】は、ほぼ全社、契約後一定の免責期間の後、『がんと確定診断されたとき』です。実は2回目以降に違いがあるのです。

大きな違いは、初回の【一時金】が支払われた後、一定期間(概ね2年が主流ですが、1年の保険会社もあり)を経て、2回目の【一時金】が支払われる要件が、『入院』か『通院』かです。

近年の、がんの治療のトレンドが『入院』から『通院』にシフトしている現状を踏まえると、どちらがベストか?!明らかですね。あなたの、その《がん保険》はどちらですか?

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