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宇宙ビジネスコンテスト「S-BOOSTER2017」開催

10/31(火) 17:09配信

sorae.jp

宇宙ビジネスのアイデアを募集する「S-BOOSTER2017」の最終選考会が2017年10月30日に東京の六本木ニコファーレで開催され、「超低高度衛星搭載ドップラーライダーによる飛行経路・高度最適化システム構築」を応募した松本紋子さん(ANA)が大賞を受賞した。

S-BOOSTERは内閣府と宇宙航空研究開発機構(JAXA)、スポンサー企業5社により今年初めて行われたビジネスアイデアコンテスト。約500件もの応募の中から一次選抜で15件が残り、様々な専門家の助力のもとで事業可能性の検討やビジネスモデルのブラッシュアップを図り、合宿などを経て最終選考会に至った。

最終選考会では1組3分のプレゼンテーションと、選考委員による質疑応答2分という速足で審査。会場は六本木ニコファーレ、司会進行に政井マヤさん、トークショーに剛力彩芽さんと、宇宙関係としては異例の華やかなイベントになった。
15件のファイナリストの提案は非常に多方面で、すぐにでも実現できそうなものから壮大な長期目標まで様々。そのような中から賞に選ばれた提案をご紹介する。なお受賞者は代表者名で、多くの提案はチームによる発表だ。

審査員特別賞は2件

それぞれ10万円の賞金が授与された。

福代孝良さん(東京大学准教授)
「世界をつなぐ さざ波衛星ネットワーク」

超小型衛星と特定小電力無線機による、世界規模の衛星通信ネットワークの提案。SS-520小型ロケットで打ち上げられ実証予定のTRICOM衛星の機能を利用して、途上国や山間部など携帯電話の電波が利用できない地域に低コストの通信を普及させるものだ。

野崎貴裕さん(慶応大学助教)
「力触覚技術を適用したロボットアームによる宇宙での作業の高機能化」

ロボットアームに力を感じる機能を持たせることで、遠隔操作をしやすくして宇宙飛行士の作業をロボットに代替させるという提案。有人宇宙開発のコストダウンや、無人宇宙ロボットに応用できるだろう。

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最終更新:10/31(火) 17:09
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