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県議会基本条例制定へ討論会 議論公開も盛り上がらず・・・/富山

10/31(火) 12:55配信

チューリップテレビ

 県議会は今年度中の制定を目指す議会基本条例について、公開で討論会を開きました。

 これまでの議論が非公開にされたことが批判を浴びてきたため、県議会は、この討論会を期に、議論を公開すると言いますが、会場の大半を議会や行政の関係者が占める中での討論は、お世辞にも盛り上がったとは言えないものでした。
 30日、県議会が開いた公開討論会。
 冒頭に講演をおこなった総務省の審議官は、「地方議会は、住民からの信頼がなければ成り立たない」ことを強調しました。
 そうした一般市民向けに公開されたはずの討論会ですが、およそ150人の出席者の大半は、県内の議会や行政の関係者でした。
 1時間の討論に参加したのは、各会派の代表など8人の議員。
 討論とは言うものの、実際には、各議員が、事前に用意した意見を2回ずつ発表するといったものでした。

「個々の議員の活動も大変大切だが、県政を動かしていくときにはパワーが必要」「会派を検討中の議会基本条例に明確に位置付けることが大切だと考えている」(自民党・鹿熊正一議員)

「会派の大切な役割であるチェック機能」「こうした点で大変失礼ですけど、与党会派の中に形骸化が見られる」(社民党・菅沢裕明議員)

 議会基本条例の制定に向けて、県議会がこれまでに開いた5回の検討会議は、冒頭以外、非公開にされたため、批判を浴びてきました。

 30日の討論会にも参加した検討会議の委員長は・・・
「これで公開でいきたい」「会派の役割や富山県らしさは非常に大事なので、今後の議会改革も含め条例をしっかり制定していきたい」(議会基本条例制定検討会議・渡辺守人委員長)

「会場に市民がほとんどいなかったが、この討論会の意義は?」(記者質問)

「30日は議員が多かったが、やはりもっと県民にも興味を持ってもらいたい」「もっと県民に県議会を注視していただきたい。逆に30日は感じました」(議会基本条例制定検討会議・渡辺守人委員長)。

チューリップテレビ