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未来石巻市政策コンテスト決勝 最優秀に石巻専修大チーム、そろばん使った活性化提案

2017/10/31(火) 16:55配信

石巻かほく メディア猫の目

 若者らしい発想で市の未来像と政策を提案する「未来石巻市政策コンテスト」決勝大会が29日、石巻専修大で開かれた。

 最優秀賞には石巻専修大経営学部・会計系ゼミナールの合同チーム「ABACUS(アバカス)」が提案した、「そろばんde石巻のひとづくり」が選ばれた。市は「具体的な市の政策に反映させていきたい」としている。

 石巻高、石巻商高、石巻北高、石巻専修大、東北学院大、東北福祉大などの12チーム(1チーム棄権)が参加した。

 ビジョンやキャッチコピー、その背景・理由、内容、予算を10分間で発表し、約100人の来場者の投票で最優秀賞などを決めた。

 最優秀賞の「アバカス」は、英語でそろばんの意味。岡野知子教授(税務会計)と田村真介准教授(経営分析)のゼミ生8人が、そろばんを使った活性化を提唱し、教育などで生かす取り組みをアピールした。

 「そろばんは発想力、ひらめきの力、集中力が鍛えられる。市民の発想力を豊かにする」と指摘。市内の大会を開き、参加者の増加に伴って全国大会、世界大会に発展させ、国際的な交流や発信の場をつくることことも訴えた。

 代表の3年菅原英良(えいりょう)さん(20)は「そろばんのデータだけでなく、市内の教室や街頭でアンケートを取って良さをまとめた。最優秀賞に選ばれてうれしい」と喜んでいた。

 亀山紘市長は「そろばんは脳の活性化に役立つ。子どもの教育だけでなく、高齢者の認知症予防にもなる」と可能性を伝えた。

 優秀賞には、世界農業遺産への登録や桃生地区と交流があるチュニジアのイメージを活用した構想を提案した石巻商高が、コンテスト開催に協力した石巻青年会議所(JC)理事長賞には、小中学生の活動の充実、石巻地区への就職を促し、移住促進など目指した石巻高が選ばれた。

 コンテストは30年後のビジョンと10年後の重点施策・予算案がテーマ。市内在住か、在学・勤務している16~29歳の4~8人で構成するグループを参加対象に、6月1日から7月14日まで募集した。7月22日に市の概要や課題の理解を深め、9月2日に13チームで中間発表を行っい、各チームは市から個別に助言を受けた。精度を高めて決勝大会に臨んだ。