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日産 新型リーフ試乗|動力性能が向上し、迫力が伴う加速感

10/31(火) 12:02配信

オートックワン

世界累計台数28万台に達した、EVのパイオニア、日産リーフがフルモデルチェンジ

フランスやイギリスの政府は、2040年までにガソリン/ディーゼル車の販売禁止を発表した。技術の否定は自動車が進化する可能性を狭めるから行うべきではないが、大胆な方針が打ち出されたことを受けて、各メーカーとも電気自動車(EV)の対応に追われている。

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その意味で一歩先んじると見られるのが日産だ。先代(初代)リーフが2010年12月に世界初の量販電気自動車として発売され、世界販売台数は累計で28万台に達した。

そして2017年10月2日には、フルモデルチェンジを受けた2代目の日産 新型リーフが発売された。車両の詳細は2017年9月6日に掲載した「日産新型リーフ最新情報」を参照いただくとして、今回は試乗記をお届けしたい。

フロントマスクを刷新し、一般的なデザインとなったエクステリア

ボディタイプは先代型と同様の5ドアハッチバックで、プラットフォームなどの基本部分は先代型と共通化されている。フロント側のドアパネルも同じで、フロントウインドウの角度も同程度だ。

つまりフルモデルチェンジといってもボディの造りはマイナーチェンジに近いが、フロントマスクの刷新で外観の見栄えはかなり異なる。先代型は電気自動車でなくては実現できない外観とするため、冷却用グリルを持たないフロントマスクとしていた。しかし新型はフロントマスクの中央部分をブラックにすることで、エンジンを搭載するクルマに似た顔つきにしている。良し悪しは見た人の感覚で異なるが、一般的なデザインになった。

ボディサイズは全長が4480mm、全幅が1790mm、全高が1540mmだから、先代型に比べると35mm長く、20mm広く、10mm低い。若干ではあるがボディを拡大した。

運転席に座るとボディサイズの違いはさほど気にならないが、先代型と同様にボンネットが見えず、寝かされたフロントウインドウによってインパネ上面の奥行が深い。この形状だとボディの先端位置や車幅が分かりくい。

サイドウインドウの下端の高さは今の日本車の平均水準だが、後ろに向けて持ち上げた。後方では下端の位置が先代型よりも30mmほど高い。ボディ後端のピラー(柱)も先代型と同様に太くデザインされたから、斜め後方が見にくい。今日の新型車の多くに当てはまる欠点で、新型リーフでも注意が必要だ。

インパネの視認性と操作性は平均レベルだ。カーナビやエアコンのスイッチも扱いにくさは感じない。

ただしATレバーは丸型で、スライド式ATレバーのクルマを使うユーザーは少し慣れを要する。eペダルのスイッチはATレバーの前側に装着されるが、エコモードのスイッチはインパネの右下にあり(車庫入れを支援するプロパイロットパーキング装着車の場合)、統一が取れていない印象も受ける。

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最終更新:10/31(火) 12:02
オートックワン