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【ブラジル】期待インフレ率6.4%に低下

10/31(火) 4:15配信

サンパウロ新聞

 消費者が先行き12カ月の物価上昇をどう見ているかを表す消費者期待インフレ率は、2017年9月から10月にかけて0.3ポイント低下、6.4%となった。16年10月の水準に対しては、今年10月の値は2.7ポイント低い。

 24日付伯メディアによると、ジェツリオ・バルガス財団ブラジル経済研究所(FGV/Ibre)のエコノミスト、ペドロ・コスタ・フェレイラ氏は「先月に行われた分析と合わせ、消費者期待インフレ率は再び下がった。このことは、累積された実際のインフレ率と市場が期待しているインフレ率が引き続き低下していることから、前もって予想されていた」としている。

 今年10月の調査では、先行き12カ月のインフレ率がブラジル中央銀行(BCB)のインフレターゲットの下限(3.0%)を下回るとの見方を示した回答者が前月に比べて多く、その割合は9月の10.7%から16.5%に拡大した。インフレターゲットの中央値(4.5%)を下回るとの考えを示した人の割合も32.6%から38.6%に拡大した。

 所得帯では、同調査で設定している四つの所得帯のうちの三つで、期待インフレ率の低下が見られた。低下が特に大きかったのは世帯月収2100.01~4800.00レアルの層で、この層の10月の期待インレ率は9月よりも1.1ポイント低かった。唯一、期待インフレ率が上昇したのは世帯月収が2100.00レアル以下の層で、10月の値は9月に対して0.2ポイント高の8.4%だった。

サンパウロ新聞

最終更新:10/31(火) 4:15
サンパウロ新聞