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中川大志、芳根京子も ブレイク役者がどんなに忙しくても観劇に行く理由

10/31(火) 20:03配信

AbemaTIMES

 ドラマ、映画など自身の出演作への思いがつづられる若手俳優・女優のブログ。内容は人それぞれだが、彼らのブログをさかのぼっていくと、ある共通点があった。ブレイク中の俳優・女優たちは、とにかく劇場に足を運んでいるのである。

 たとえば『ReLIFE リライフ』や2018年公開の『坂道のアポロン』など、漫画原作の映画主演が目立つ中川大志は、舞台「羅生門」を観劇。柄本佑、満島ひかりといった日本を代表する役者たちが出演しているが、特に刺激を受けたのは中川と同世代の吉沢亮だったようだ。「こんなこと本人に言うのは恥ずかしいですが、僕は吉沢亮という役者のいちファンである事を改めて実感しました。」と語っている。

 また、仮面ライダー出身の瀬戸康史はチェーホフの四大戯曲『ワーニャ伯父さん』を観劇。「海外で、しかもかなり前に書かれた作品にも関わらず、まだ約30年しか生きていない現代の僕にこんなにもダイレクトに伝わるのだと驚いたのも確かだ。」自身も舞台『関数ドミノ』に主演していたこともあり、熱量のある感想が目を引いた。

 特に観劇への愛を感じるのは、NHKの連続テレビ小説『べっぴんさん』でヒロインを演じた芳根京子。2016年ごろから観劇にいったことをたびたびブログにあげている。先月の記事でも、舞台『幕が上がる』で共演した女優の金井美樹が出演していた『ニコニコさんが泣いた日』を観たことを報告。他にも、今年ブレイク確実を言われている志尊淳主演の「春のめざめ」や、宮藤官九郎作・演出『サンバイザー兄弟』、若手俳優の自主企画にも顔を出しているようだ。

 このような若手役者たちの観劇ブログに共通して感じられるのは、同世代の演技に触れ、自分自身の役作りにどう活かすかを真剣に考えている姿勢だ。共演ではなく、一観客として観劇することは、やはり彼らの演技の幅を広げているのだろうか。ある芸能ライターは、観劇が若手俳優に与える影響は少なからずあると語る。

 「やはり同世代が頑張っている姿は刺激になるものですし、上の世代の演技でも学ぶところは大きいでしょう。たとえばソニンのように、舞台を見て人生が変わったというケースもあります。

 ソニンは3月13日放送の『しくじり先生3時間SP』(テレビ朝日系)で、自身の人生を大きく変えた出来事として、女優・大竹しのぶの舞台を観に行ったことを挙げていました。ちょうど、ソニンが大竹の出演するミュージカルのオーディションの話をもらっていたという運命的なタイミングで、見事オーディションに合格。大竹の近くで、人生で初めて役に入り込むという経験をしたことを明かしていました。その後ソニンはミュージカル女優としてのキャリアを順調に積んでいますし、以来大竹さんとも仲よくしているようです」

 役者と観客が一つの空間を分かち合い、ダイレクトに演技を感じられるのが舞台の魅力。多忙なスケジュールをこなす若手役者たちだが、彼らにとって観劇は大切な時間のようだ。

最終更新:10/31(火) 20:03
AbemaTIMES