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ホワイトハウス、国防総省アジア太平洋次官補に対中強硬派シュライバー氏を指名

10/31(火) 17:00配信

ハンギョレ新聞

ブッシュ政権当時、中国・台湾担当の国務省副次官補歴任 「日本・台湾との関係強化で中国を牽制」主張

 米ホワイトハウスは29日、朝鮮半島を含めアジア・太平洋地域の国防政策を担当する次官補にランダル・シュライバー元国務省東アジア太平洋副次官補を指名する予定だと発表した。シュライバー元副次官補は現在、アジアの安保問題に焦点を合わせたワシントンのシンクタンク「プロジェクト2049研究所」の代表を務めている。

 シュライバー代表は先月1月にドナルド・トランプ政権が発足してから、国務省や国防省の東アジア太平洋次官補候補として取り上げられてきた。昨年の大統領選挙の際、トランプ選挙キャンプと共和党主流の外交安保専門家らの媒介役を果たしてきたことで知られている。

 シュライバー代表は2000年の米大統領選挙で、ジョージ・ブッシュ、ディック・チェイニー共和党候補キャンプでアジア政策チーム員として選挙運動を支援しており、ブッシュ氏が大統領に選出されてからは政権引き継ぎ委員会にも参加した。2001年3月にリチャード・アーミテージ氏が国務省副長官として入閣した後は、彼の秘書室長兼首席政策補佐官などとして2年間勤務した。以後、2003年から第1期ブッシュ政権の後半2年間にわたり、中国や台湾、香港、オーストラリア、ニュージーランドなどを管轄する国務省副次官補を務めた。

 シュライバー代表は自らを「アーミテージ学派」や「アーミテージ師団」に分類できると公言するほど、秘書室長として勤務した経歴や政策面でアーミテージ元国務省副長官の影響を少なからず受けた。

 日本および台湾との関係強化を通じて長期的には中国を牽制すべきと主張しており、共和党の対中国強硬派と見解が似ている側面もある。このような持論から、台湾に対する米国の武器販売を強力に支持すると共に、日本の再武装にはほぼ賛成する立場を表明しており、韓米日の三角協力の必要性を強調してきた。

 シュライバー代表はハワイで生まれ、オレゴン州で幼少時代を過ごした後ウィリアムズ・カレッジで歴史を専攻し、1994年にハーバード大学で公共政策学で修士号を取得した。

ワシントン/イ・ヨンイン特派員(お問い合わせ japan@hani.co.kr)

最終更新:10/31(火) 17:00
ハンギョレ新聞