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「世界遺産のまち」へ景観刷新 田辺市が協議会

10/31(火) 15:45配信

紀伊民報

 国のモデル地区指定を受け、和歌山県田辺市などが「市景観まちづくり刷新協議会」を発足させた。世界遺産の闘鶏神社を核にJR紀伊田辺駅周辺の景観を整備し、まちなかの回遊性向上を図る。

 モデル地区は紀伊田辺駅から徒歩10分圏内の約1・4平方キロ。建物など点ではなく、面として景観を整備し、まちなかににぎわいを呼ぶきっかけにしたいという。本年度から3年間の計画で、総事業費は約10億6千万円。国が2分の1を補助する。

 事業計画によると、闘鶏神社の参道、神社周辺から南方熊楠顕彰館を結ぶ市道の舗装を美化するほか、神社周辺に休憩所となるポケットパークを整備し、神社と縁がある大福院を修復する。

 周遊ルートの出発点、紀伊田辺駅前では商店街のアーケードを解体し、店の外観に統一感を持たせる。特産品を販売したり、外国人観光客を対象に免税手続きのサービスをしたりする施設も設ける。

 27日、協議会の設立総会が市役所別館であり、会長に池田正弘副市長、副会長に藤本薫・田辺商工会議所専務理事を選任した。

 市は第2次総合計画で2020年度の目標値を、観光宿泊客47万人(15年度44万4千人)、外国人宿泊客5万人(同2万1536人)としている。

最終更新:10/31(火) 15:45
紀伊民報