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米政権、中国の市場経済への移行は減速との見方=当局者

11/1(水) 5:22配信

ロイター

[ワシントン 31日 ロイター] - トランプ米政権当局者は31日、米国の中国との通商を巡る数々の懸案は一段と困難になっており、中国の市場経済への移行は減速しているようにみえるとの見解を示した。

トランプ大統領は11月3─14日にアジア諸国を歴訪。北朝鮮の核問題を巡る緊張がくするぶるなか、日本のほか、韓国、中国、ベトナム、フィリピンを訪問する。

同当局者によると、トランプ氏は中国の習近平国家主席との会談で米中の通商関係には一段の均衡が必要との考えを伝える見通し。

米国の対中貿易赤字は2016年は3470億ドル。トランプ氏はこれまでも対中貿易赤字について苦言を呈してきたが、是正に向けた通商上の措置の導入は避けている。

同当局者は中国は米企業やその他の国際的な企業を公正に扱う必要があり、「搾取的な通商、投資慣習」を改める必要があると指摘。「2国間の広範な経済上の懸案を前に進めることの困難さは増しており、こうしたことの背景には中国側の市場経済への移行の減速、ひいては縮約があると考えている」と述べた。

トランプ氏が習主席との会談で実際に通商問題を取り上げれば、米中間の摩擦が高まる可能性もある。

最終更新:11/1(水) 5:22
ロイター