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長女「危険運転減って」 東名・夫婦死亡、重罰適用で起訴

11/1(水) 8:14配信

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

 「これを機会に、世の中から少しでも危険運転をする人が減ってほしい」。神奈川県大井町の東名高速道路で6月、ワゴン車の静岡市清水区の夫婦が死亡した事故で、夫婦の高校1年の長女(15)=同区=は31日、福岡県中間市の建設作業員の男(25)が自動車運転処罰法の危険運転致死傷罪で起訴されたことについて静岡新聞社の取材に答えた。

 長女は被告が逮捕された後、インターネットの掲示板などにさまざまな意見が書き込まれているのを見て「こんなに大きな問題になるとは思わなかった」と戸惑ったという。「(報道を見て)危険運転の罪に問うのは難しいと思っていた」と振り返り、同罪での起訴の一報に「熱心に捜査してくれた警察に感謝したい」と話した。検事から「裁判で証言する可能性がある」と言われていて、長女は「不安もあるが、必要があればしっかりと証言したい」と気丈に語った。

 死亡した女性(39)の父親(72)は被告の起訴を夫婦の遺影に報告した。「どんな罪で処罰されても娘は帰ってこない」とやりきれない思いも吐露した。夫(45)の母親(77)は「一生捕まらないと思っていたところから、ようやくひと筋の明かりが見えたよう。ただ、裁判で認められるか不安もある」と語った。

 夫婦の小学6年の次女(11)は「悪いことをしたのに、なぜ軽い罪になってしまうのか、重い罪で処罰してもらいたいとずっと思っていた。被告には二度と運転してもらいたくない」と弁護士を通じコメントした。

静岡新聞社