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【台湾】聯発科の3Q純利益、前期比2.3倍

11/1(水) 11:30配信

NNA

 携帯端末向けIC設計世界大手の聯発科技(メディアテック)が10月31日に発表した第3四半期(7~9月)の純利益は、前期比2.3倍増の50億6,100万台湾元(約190億円)だった。前年同期比では35.4%減少した。同日付工商時報などが伝えた。
 第3四半期の売上高は636億5,100万元で、前期比9.6%増、前年同期比では18.8%減だった。一部のコンシューマーエレクトロニクス向け製品が需要期に当たり全体を押し上げた一方、主力事業であるスマートフォン向けチップの出荷量が減少したことから、前年同期比ではマイナス成長となった。粗利率は36.4%で、前期比1.4ポイント、前年同期比1.2ポイントそれぞれ増えた。
 聯発科は第4四半期(10~12月)の業績について、売上高は592億~643億元の間で推移し、前期比で微減か横ばいになるとみている。粗利率はマイナス1.5ポイントの36%になると予測した。
 スマホ用ウエハーメーカーが人工知能(AI)チップの開発に向けて10ナノメートルプロセス製造での生産を進める中、聯発科は「ヘリオP30」など12ナノメートルプロセス製造の製品を主力としている。これについて蔡力行・共同執行長は、「12ナノは優れて成熟した技術だが、今後はより極小の7ナノメートルプロセス製造での生産を進める。ウエハーの受託製造メーカーと協力する中で、性能や電力消費量は進歩している。早ければ2018年下半期(7~12月)にも生産を開始する」と説明した。

最終更新:11/1(水) 11:30
NNA