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初カド番高安 横綱パワー注入だ!患部の状態は「完ぺきとは言えない」

11/1(水) 6:04配信

デイリースポーツ

 「大相撲九州場所」(11月12日初日、福岡国際センター)

 右太ももの負傷で秋場所を途中休場し、初のカド番を迎える大関高安(27)=田子ノ浦=が10月31日、福岡県の宿舎で稽古を開始し、兄弟子の横綱稀勢の里(31)を相手にいきなり11番取った。1勝10敗と圧倒されたが、復活へ存分に横綱パワーを自身に注入した。

 若い衆相手に動きを確認すると、横綱から指名がかかった。「まさか稽古始めで横綱とできるとは」とビックリ。相撲を取るのは秋場所以来2カ月ぶり、横綱との三番稽古は約4カ月ぶり。ピリピリした緊張感を味わい、ぶつかっていった。

 一番だけ、低い当たりから寄り切ったものの、後は完敗。頭を付けた馬力勝負も受け切られてスタミナ負けした。患部の状態は「完ぺきとは言えない。8~9割くらい。恐怖心は100%拭えない」と手探りだ。

 とはいえ角界最高の圧力を体感したことが収穫。「稽古ができるまで回復した。出る前提で稽古を積んでいく。(カド番は)気楽にやります。切羽詰まったら自分の相撲が取れない」。焦らず、自然体で大関を死守する。