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新東名110キロスタート 新静岡IC―森掛川IC

11/1(水) 12:01配信

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

 新東名高速道の新静岡インターチェンジ(IC)―森掛川ICの上下線約50キロで1日、普通乗用車などの最高速度が時速100キロから110キロに試験的に引き上げられた。国内で高速道路が開通した1963年以降、最高速度が100キロ超になるのは初めて。実勢速度と規制速度の差が解消され、静岡県内大動脈の利便性が高まる一方、事故防止対策が課題となる。

 110キロで走行できるようになったのは普通乗用車や軽乗用車、大型バス、125CC超のバイクなど。大型トラックやトレーラーは80キロのまま据え置いた。安全対策として大型トラックなどは片側3車線区間の大部分で道路左端の第1通行帯を走るよう規制される。

 同日午前10時、対象区間に新設した92カ所の標識に「110」と「80」の数字が点灯し、新たな最高速度が適用された。宮城県から奈良県に帰省する途中、静岡サービスエリア(SA)に立ち寄った主婦(38)は「渋滞の緩和につながると思うので大歓迎。ほかの区間にもどんどん取り入れてほしい」と話した。

 新東名の御殿場ジャンクション(JCT)―浜松いなさJCT間はカーブや勾配が緩やかで、120キロでも安全に走行できるよう設計されている。試行は少なくとも1年間続け、事故発生状況や実際の走行速度に関するデータを集める。検証結果を基に120キロへのさらなる引き上げや対象区間の拡大が可能かどうかを検討する。

 岩手県の東北自動車道花巻南IC―盛岡南ICでも近く試行を始める予定。

静岡新聞社