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渡部暁斗、金メダルかけたシーズンへ「人事を尽くして天命を待つ」

11/1(水) 12:27配信

デイリースポーツ

 約3カ月後に迫った平昌五輪で悲願の金メダルの期待が懸かるノルディックスキー複合の渡部暁斗(29)=北野建設=が1日、羽田空港からW杯遠征のため渡欧した。3週間のフィンランド合宿を経て、W杯初戦(24日・ルカ)に挑む。

 スキーヤーが描かれたシャツを着て空港に現れた渡部は「スキーをしにいくって感じでいいかと」とニヤリ。平昌五輪まであと100日に迫り「年々、金メダルが近づいてきている。ソチ五輪の時はメダルが近づいている感じだったが、今は金。自分にかける重圧も周りからの重圧もあるが受け入れて、(五輪の)前日に人事を尽くして天命を待つぐらいになれれば」と、今後の調整を見据えた。

 平昌五輪に出場すれば、4度目の夢舞台。過去3度との違いを聞かれると「1番注目されていると思う。今までの中では」と、金メダルへの期待は実感している。この4年間は常に五輪での金メダル獲得を目標に掲げてきた。「ソチ五輪の時も金メダルと言ってきたけど、メダルと濁したこともあった。ソチの後はずっと金と言い続けてきた。それは責任感。自分の選手としての理想像を世間にぶつけてきた。それが成功するかどうかの勝負」と、瞳をギラつかせた渡部。

 理想の生き方は「死んでから評価される画家」と、異次元の答え。「誰がいましたっけ?ゴッホ?今は理解されなくても、いつか“よく考えたらあいつ凄いよな”って思ってもらえたらそれでいい」。自らの“生き様”を雪上に刻む、勝負のシーズンが始まる。