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尾鷲 カラスミ、天日でおいしく 台風影響で1カ月作業遅れ 三重

11/1(水) 11:00配信

伊勢新聞社

 【尾鷲】三重県尾鷲市中井町の鮮魚店「はし佐商店」で、秋の風物詩「カラスミ」づくりが始まった。31日も従業員3人が同店の屋上に並べられたカラスミを2、3時間おきに1つずつ丁寧に裏返す作業に追われた。

 カラスミは、ボラの卵巣を塩漬けにして、天日干ししたもの。出来上がるとべっ甲色になる。高級珍味で、贈答品にも用いられる。

 同店では百年以上カラスミづくりが行われ、3女の智永(ちえ)さん(45)で4代目。近年は全国的にボラの不漁で、尾鷲港での水揚げもほとんどなく、紀伊半島全域や四国から仕入れているという。

 同店によると、台風21号と22号の影響で、例年より1カ月ほど作業が遅れている。早ければ11月末から店頭販売する。値段は1本5千円―2万円ほど。電話予約も受け付ける。

 同店の橋本功子さん(72)は「天候が悪い日が続いたが、良い出来になるように天候に期待したい」と話した。

 問い合わせははし佐商店=電話0597(22)0304=へ。

伊勢新聞社

最終更新:11/1(水) 11:00
伊勢新聞社