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11月は秋or冬? 天気図から読み解く季節感

2017/11/1(水) 11:53配信

ウェザーニュース

 ハロウィンも終わり、いよいよ11月に突入しました。
 11月7日には立冬を迎え暦の上ではまもなく冬ですが、実際に「冬」というにはまだ少し早いような…。


◆11月は全国の8割が「秋」
北海道はひと足早く「冬」に

 ウェザーニュース会員の方に「11月は秋?冬?」という調査を実施しました。(実施:2017年10月31日 回答:8405人)
 その結果、全体の77%の方が11月は「秋」と回答。
 やっぱりという結果ですが、理由を聞いてみると「紅葉が美しい」「冬コートを着るには早い」「雪が降らないと冬ではない」などが挙げられていました。


 一方、エリア毎に見てみると、北海道では70%が「冬」と感じており、早めに雪が降って寒くなる地域では「冬」と感じる人が多くなっているようです。


◆天気図を熟知する
気象の専門家は「冬」

 では、気象の専門家は、11月の季節をどう捉えているのか。ウェザーニューズの気象予報士に聞いてみました。

 「毎日の天気図を見ていると、移動性高気圧や低気圧が交互にやって来る秋のパターンの中で、左奥の大地(中国大陸)に顔を出すシベリア高気圧が現れるかどうかで冬の進みが見えて来ます。
 最初に日本付近に張り出して来るタイミングがその年の冬とのファーストコンタクトです。
 今年2017年10月30日は北海道の東の海上で爆弾低気圧が、また、大陸には発達した高気圧があって日本付近は西高東低の気圧配置になりました。等圧線のいわゆる縦じま模様が現れたため、『ああ~冬だなあ』と思いました。」


 とのこと。気象の専門家からすると、早くも冬になってきているようです。


◆今年の11月はどんな天気?

 約8割の方々が「秋」、気象の専門家的には「冬」と感じている11月。今月の天気傾向をお伝えします。

 北日本では、低気圧が周期的に通過。通過後は西高東低の冬型の気圧配置、いわゆる縦じま模様の日が多くなります。
 そのため、日本海側では曇りや雨の日が多く、寒気が流れ込み、上旬には東北北部、中旬~下旬には東北南部でも初雪の可能性があります。冬と感じる日も多くなりそうですね。

 東日本、西日本もますます秋が深まります。放射冷却で朝晩の冷え込みが厳しくなるので、風邪予防などを万全にしてください。
 この冷え込みで、紅葉は見頃を迎えるエリアが拡大。まだまだ「秋」を楽しむことができそうです。

ウェザーニュース

最終更新:2017/11/1(水) 11:53
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