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大学入学共通テスト、全容わかるのは1年前!?

11/1(水) 10:00配信

ベネッセ 教育情報サイト

2021(平成33)年度大学入学者選抜(現在の中学3年生が2020<平成32>年度中に受験)が、大きく変わります。大学入試センター試験に代わって、思考力・判断力・表現力を中心に問う「大学入学共通テスト」が導入され、それに伴って各大学の個別選抜も、より幅広い学力を多面的・総合的に評価して合否が決められることになります。
ただ、肝心の共通テストがどのようなものになるかは、1年前にならないと見えてこないかもしれません。作問や採点をどうするか、いまだに模索が続いているからです。

作問や採点に依然として課題

共通テストは、引き続き大学入試センターが実施業務を担うことになっています。同センターは先頃、2017(平成29)年度のシンポジウム「大学入学者選抜の新展開―新共通テストの課題と個別選抜改革の方向性―」を開催し、その中で2017・2018(平成29・平成30)年度に行うプレテスト(試行テスト)を「試行調査」と呼ぶことにしたと明らかにしました。出題されたような問題が、本番でも出されるという誤解を避けるためだと説明しています。

共通テストをめぐっては、既に2016(平成28)年度の11月と2~3月に国語と数学のモデル問題を大学1年生に解いてもらうモニター調査が行われています。
これを踏まえて2017(平成29)年11月には高校を会場として2年生以上約5万人を対象に、2018(平成30)年11月には大学を会場として対象も3年生約10万人に拡大して、6教科の試行調査を実施。2019(平成31)年度には出題教科・科目を正式に決めたうえで、本番を想定した「確認プレテスト」を実施することにしています。

シンポでは、同センターの担当者が現在、「創造性と持続可能性」を合言葉に作問の在り方を検討していること、まだ難易度のバランス調整や採点の体制に課題があることも明かしました。試行調査の間に、そうした課題も解決したい考えです。裏を返せば、まだ作問の安定性が確保されていないということであり、本番に近いテストの全容が姿を現すのは、2019(平成31)年度のプレテストということになります。

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