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ケヴィン・スペイシー、セクハラ報道を受けてゲイであることをカミングアウト

2017/11/1(水) 21:40配信

ELLEgirl

セクハラ問題に揺れるハリウッドで、新たなスキャンダルが明るみに出た。映画『レント』のマーク・コウエン役で知られる俳優のアンソニー・ラップが、約30年前にケヴィン・スペイシーからセクハラを受けたことを「バズフィード」のインタビューで明かした。この告発を受けてスペイシーは謝罪し、ゲイであることをカミングアウトしたのだが、問題をすり替えているとバッシングの声が上がり、物議を醸している。当時スペイシーが26歳、ラップが14歳で、それぞれブロードウェイで別の舞台に立っていたという。

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ある日、ラップはスペイシーのアパートでのパーティに招かれたが退屈し、スペイシーの寝室でテレビを見ているとスペイシーが彼のところにやってきたそう。「スペイシーは僕を花婿が花嫁を抱き上げるように抱き上げてベッドに下ろし、僕の上に乗ってきた」「彼は僕を誘惑しようとしてきた」「キッチンのシンクの横に写真が置いてあったんだ。スペイシーが男性の体に腕を回している写真だった。それを見て『彼はゲイなんだ』って思った」。ラップはスペイシーから逃れて帰ったが、「今でもこの事件のいろいろな点が理解できない」と語り、心の傷になっていることもインタビューで明かした。

この告発記事が公になると、スペイシーはSNSに声明を発表。「私はアンソニー・ラップを俳優として尊敬し、賞賛しています。彼の告白を聞き、恐怖を感じました。私は本当に、彼とのこの出会いを覚えていません。30年以上前の話であるはずです。でも私が彼の説明したような行動を取っていたならば、それが酔った上での非常に不適切な行動だったと謝らなくてはなりません。そしてこれまでずっと彼が抱き続けてきた感情に対して、とても申し訳なく思います」

「この告白は、私の人生に関する他のことについても説明する勇気を与えてくれました。私に関してさまざまな報道があることも、私が私生活を見せない主義であるという事実が、報道を加熱させていたことも分かっていました。親しい人が知っているように私は、これまで男性とも女性とも交際してきました。人生で男性を愛し、恋愛関係を持ってきた結果、ゲイとして生きることを決意しました。私はこのことに対し正直に、公に向き合い、自分自身の行動を見つめたいと思います」。

これまでゲイではないかと囁かれてきたスペイシーが、セクハラの告発をきっかけにセクシュアリティを告白するという思わぬ展開となった。アカデミー賞やゴールデングローブ賞、トニー賞を受賞してきた名優、スペイシーの未成年に対する性的暴行は、たとえ30年前で記憶が定かでなくとも、決して許される行為ではない。
(text : Yoko Nagasaka)

最終更新:2017/11/1(水) 21:40
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