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iPhone Xの顔認証はだませるか? 実機で検証

11/1(水) 12:49配信

ウォール・ストリート・ジャーナル日本版

――筆者のジョアンナ・スターンはWSJパーソナルテクノロジー担当コラム二スト

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  米アップル の新型スマートフォン「iPhone X(テン)」の顔認証技術に不満はほとんどない。歯にレタスが詰まっていることを半日近く教えてくれなかったことを除いては。

 暗い場所のほか、サングラスをかけたりメークを落としたりしても、iPhone Xは持ち主の顔を認識できる。ただ、パーティーグッズとして売られているひげや眉毛をつけると、認識しにくいようだ。

 ご存知だと思うが、iPhone Xはホームボタンと指紋認証機能「Touch ID(タッチID)」がなくなり、カメラとセンサーを使って顔をパスワード代わりにする「Face ID(フェースID)が搭載された。

 この顔認証機能こそ、これまでのiPhoneとiPhone Xの最大の違いだ。アップルは30日、多くのハイテク製品のレビュワーにiPhone Xを1日だけ提供したが、筆者は24 時間を顔認証機能のテストに充てた。

日常的な使用感

 端末を見てロックを解除することにはすぐ慣れた。まずは首を2回、ぐるりと回してFace IDに自分の顔を登録する必要がある。この情報は端末に保存され、アップルのサーバーに送られることは決してない。

 設定が完了したら、自分の端末に視線を向けるだけで解除できるようになる。ロック画面で小さな開錠のマークが見えたら解除済みだ。スワイプすれば入れる。

 予想していたよりかなり早い。端末が顔を認証する間にもスワイプできるおかげだ。ほとんどの場合は1秒もかからない。

 ただ、いくつか注意すべき点がある。テストで判明したポイントを以下に挙げる。

・帽子、スカーフ、イヤリング、眼鏡など日常的に着用するものは全部大丈夫だ。こうしたアイテムを身に着けても、ログインのプロセスは遅くならない。ただ、眼鏡を何度か認識し損ねたようだ。顔を近づけ過ぎたのが原因かもしれない。アップルは端末を顔から25~50センチほど離すように勧めている。

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