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外航船舶貸渡業の日本船舶実業(株)(旧:(株)オリエントライン)の特別清算開始が決定

11/1(水) 14:37配信

東京商工リサーチ

 日本船舶実業(株)(TSR企業コード:820057916、法人番号:9500001004528、松山市一番町4-1-3、登記上:東京都港区西新橋1-17-8、設立昭和44年3月、資本金2300万円、代表清算人:久金光氏)は10月23日、東京地裁より特別清算開始決定を受けた。
 負債総額は約406億円(平成28年9月期決算時点)。
 昭和21年、宇和島市で内航海運業の廣瀬運輸として創業し、48年から外航海運も開始した。所有船舶はすべてパナマ等外国籍で、ピーク時は20数隻を保有し、平成21年9月期の売上高は106億7425万円を計上した。しかし、その後は世界貿易の低迷、中国景況の減速等による外航海運市況の後退から減収で推移。船舶建造および購入による多額の金融債務が重荷となり、近年は船舶を売却し金融債務の圧縮を進めていた。
 28年9月期の売上高は約58億円にとどまり、減価償却負担や船舶売却の特別損失計上で約8億円の赤字を計上した。そうしたなか、28年3月にはオリエントライン(株)(現:(株)オリエントライン、TSR企業コード:017491410、法人番号:2010401123818、松山市)を設立し、当社の事業を移管。当社は同年12月21日、(株)オリエントラインから現商号に変更し、登記上本社を東京都港区に移転。以降、清算準備に入り29年9月12日、株主総会の決議により解散し、今回の措置となった。

東京商工リサーチ