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コーヒー収穫始まる 一つ一つ手摘みで 沖永良部島和泊町

2017/11/1(水) 13:00配信

南海日日新聞

 鹿児島県沖永良部島和泊町にある沖永良部島珈琲(コーヒー)研究所(東さつき代表)のコーヒー農園で9月からコーヒーの実の収穫が始まっている。昨年は台風の接近がなかった影響もあり、樹勢が強く、2008年の開園以降で最も豊作という。

 当時、エチオピア原産アラビカ種の苗木100本を8アールのほ場に植え付けたのが同園のスタート。現在は約400本を植えている。

 東さんは霧島市隼人町で自家焙煎コーヒー専門店も営んでおり、コーヒーの栽培、加工、商品開発、販売までを全て手掛けている。収穫期は3月末頃までを予定し、その間、県本土と沖永良部島を月に数回、行き来しながら収穫を行うという。

 栽培に農薬は使用せず、収穫も赤く色づいた実を選別して手摘みで一つ一つ丁寧に行う。一人で作業する場合、1日当たりの収穫量は10キロと少なめだが、国産・鹿児島県産コーヒーのブランド向上を常に意識しながら取り組んでいる。

 県産コーヒーブランドの確立を目指し、今年3月に一般社団法人「鹿児島県産珈琲生産協会」を設立、その会長も務める東さんは「国産コーヒーは需要がある。これまでの9年間で培った栽培のノウハウや経験を紹介しながら奄美でもコーヒー栽培の仲間を増やし、ブランド化を図っていきたい」と話した。

奄美の南海日日新聞

最終更新:2017/11/1(水) 13:00
南海日日新聞