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西日本中心に多雨 秋晴れ少なく 10月の天候まとめ

11/1(水) 16:54配信

ウェザーマップ

 気象庁は1日、10月の天候まとめを発表した。北日本太平洋側と東・西日本では月降水量がかなり多く、沖縄・奄美では月平均気温がかなり高かった。
 
■平年の3倍超 西日本中心に記録的多雨
 秋雨前線や低気圧、さらに21~23日に台風21号、27~29日に台風22号の影響を受けて、北日本太平洋側と東・西日本で月降水量がかなり多くなった。特に西日本では、月降水量が太平洋側で平年比334%、日本海側で平年比330%と、ともに1946年の統計開始以来、最も多くなった。名古屋(愛知県)、大阪(大阪府)、広島(広島県)など27地点で10月の月降水量の多い方から1位の値を更新している。
 
<月降水量多い方から1位を更新した主な地点>
 尾鷲(三重県)  1458.5ミリ(平年比369%)
 大島(東京都)  1293.0ミリ(平年比393%)
 潮岬(和歌山県) 955.5ミリ(平年比392%)
 清水(高知県)  837.5ミリ(平年比364%)
 四日市(三重県) 661.0ミリ(平年比446%)
 津(三重県)   648.0ミリ(平年比430%)
 大分(大分県)  620.5ミリ(平年比513%)
 名古屋(愛知県) 530.0ミリ(平年比413%)
 大阪(大阪府)  430.0ミリ(平年比383%)
 広島(広島県)  387.5ミリ(平年比441%)など計27地点

■沖縄・奄美 高温
 月平均気温は、寒気の影響を受ける日が多かった北日本で低かったが、寒暖の変動が大きかった東日本と、前半に高い時期のあった西日本は平年並だった。東京は12日まで暑いくらいの日が多かったが、北東から冷たく湿った空気が流れ込んだ19日の最高気温は12.3℃と、10月中旬としては79年ぶりの低温となった。
 一方、日本の南東海上で太平洋高気圧の勢力が強く、暖かい空気が流れ込みやすかった沖縄・奄美ではかなり高くなった。那覇では7日に最高気温が33.0℃に達し、10月として102年ぶりの高温となったほか、1日から20日間連続で真夏日を記録している。

<月平均気温高い方から1位を更新した地点>
 父島(東京都) 27.3℃(平年差+1.3℃)

■晴天 少なく
 日照時間は、秋雨前線や湿った気流、台風、低気圧、寒気の影響で、北・東・西日本でかなり少なかった。酒田(山形県)、上野(三重県)、洲本(兵庫県)など5地点で、10月の月間日照時間の少ない方からの1位の値を更新した。

■11月 北日本ほど寒気の影響受ける
 最新の1か月予報によると、11月は北日本ほど寒気の影響を受けやすく、平均気温は平年並みか低くなる見通し。冬型の気圧配置となるため、北海道と東北の日本海側では雨や雪の日が多くなりそうだ。一方、沖縄・奄美はこの先も暖かい空気に覆われやすく、気温の高い状態が続く予想となっている。

最終更新:11/1(水) 16:54
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