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品プリ水族館、来月から「マクセル アクアパーク品川」に マクセルが命名権

11/1(水) 15:02配信

日刊工業新聞電子版

 マクセルホールディングス(HD)がユニークなブランド戦略を展開している。品川プリンスホテル(東京都港区)が所有する水族館「アクアパーク品川」の命名権を取得。消費者になじみのある分野で新たなイメージを訴求する。同社は日立製作所の持ち分法適用会社から外れ、10月に社名を日立マクセルから変更した。これを機にブランド戦略を強化し“マクセルブランド”の浸透を狙う。

 マクセルHDは1960年に設立し、電池や記録メディアを中心に事業を展開してきた。日立製作所の子会社としてビジネスを行ってきたが、3月に独立した。

 10月の社名変更と同時に「Within,_the_Future/未来の中に、いつもいる」を新たなブランドスローガンに制定。ブランド戦略の一環として、品川プリンスホテルから命名権を取得した。品川プリンスホテルとは12月1日から3年間取得することで合意書を締結し、12月から「マクセル アクアパーク品川」として生まれ変わる。

■水族館でシナジー創出

 品川プリンスホテルはホテル内にある都市型水族館として05年4月から「アクアパーク品川」を運営している。15年7月には改装を実施するなど、品川の街の発展に合わせ、エンターテインメント施設としての役割も果たしてきた。水族館以外では、13のレストランや映画館、ボウリングセンターなどを保有し、ホテルの枠を超えて展開している。

 両者は「先端技術で人に驚きと感動を届ける」というブランドコンセプトに共通点があったという。実際、水族館では、クラゲと照明で演出する「ジェリーフィッシュランブル」など音や光、映像と海洋生物を融合させることで多様なコンテンツを提供する。

 マクセルも光学技術などを強みとしており「当社のコアコンピタンスが生かせる事業領域」(勝田善春マクセルHD社長)としている。

 今後、水族館で色鮮やかな光を演出できるマクセル製プロジェクターを利用するなど、具体的なシナジーを創出していく計画だ。「マクセル アクアパーク品川」で、新しいイメージを生み出せるか期待が集まる。