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世界記憶遺産、山口県から25点登録

11/1(水) 14:00配信

宇部日報

朝鮮通信使に関する記録で

 山口県立山口博物館に所蔵されている「正徳元年朝鮮通信使進物目録」など、県内の25点を含む「朝鮮通信使に関する記録」が31日、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界記憶遺産に登録された。県文書館の「朝鮮信使御記録」13点も含まれる。記憶遺産の登録は、県内で初めて。

 朝鮮通信使の記録は、17~19世紀に江戸幕府が招いて、朝鮮半島から全12回派遣された外交使節団についての資料。朝鮮通信使縁地連絡協議会(松原一征理事長)と、韓国の釜山文化財団(柳鐘穆代表理事)が共同で333点を申請していた。県文書館の記録は正徳元(1711)年に朝鮮通信使が県を横断した際、毛利家が接待(護衛や食事)した内容が記されている。同館で閲覧できる。県立山口博物館の目録は、毛利家の接待に対する返礼品が記されたもの。すずり、筆、紙などが贈られており、現物も残る。国指定重要文化財に登録されており、通常は公開されていないが、1~12日に同博物館で目録と現物を特別に展示する。

 登録について村岡嗣政知事は「貴重な資料を大切に保存、継承してこられた関係者、登録に尽力された人らに感謝。価値ある資料の保存と活用を図り、日韓両国の友好関係の発展に努めていきたい」とコメントした。

最終更新:11/1(水) 14:00
宇部日報