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一番の武器は『ボールハンドリング』、中学3年生にして日本代表候補に選出されたオールラウンドプレーヤー田中力

11/1(水) 17:40配信

バスケット・カウント

横浜ユースでのプレーをまとめた動画が話題に

文=丸山素行


10月28日に発表された日本代表の強化合宿メンバー21名に中学3年生の田中力がサプライズ招集されたことは記憶に新しい。田中は坂本中学校バスケ部員であり、横浜ビー・コルセアーズU-15の選手でもある。Bリーグは関東アーリーカップ2017の前座試合に出場した田中のプレー動画をまとめて公開している。

身長は184cmと中学生としては大きい部類に入るが、突出しているわけではない。だが、この動画を見て分かるように身体能力の高さは群を抜いている。緩急をつけたドライブでは、2人のマークマンにぶつかりながらもバランスを崩さずゴールをねじ込んだ。それもそのはず、先月末に行われたU-16男子日本代表の第6次強化合宿では、その高い身体能力で高校生を圧倒するシーンが何度も見られた。

速攻の場面では、トップスピードを維持したままドリブルで持ち込みレイアップを沈めるなど、スピードと体幹の強さが際立っている。極めつけは回転しながらのアシスト。パワーやスピードといった身体能力だけでなく、独創的なパスセンスも併せ持っていることを証明した。

そして田中はシュートも得意だ。優勝したジュニアオールスターでは準決勝で5本、決勝で3本の3ポイントシュートを沈めるなど、シュートレンジも広い。

身長が高くスピードがある選手は過去にも少なからず存在したが、田中ほどのオールラウンドな能力を備えるとなると、他に類を見ない。一番の武器を「ボールハンドリング」と断言するあたりに田中のオールラウンダーぶりが感じられる。動画には収められていないが、クロスオーバードリブルやバックビハインドで相手を抜き去るなど、ハンドリング技術は相当に高い。

田中が超高校級の選手であることは間違いない。日本のトップ選手が集うA代表で田中がどこまで通用するのか否が応でも注目が集まる。

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