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ザルコにヤマハの最新型バイク投入もありうる? ロッシ、2017年仕様の使用拒否を”オススメ”/MotoGP

2017/11/1(水) 16:44配信

motorsport.com 日本版

 ヤマハのサテライトチームであるテック3・ヤマハのヨハン・ザルコは、今季1年落ちのヤマハM1を使用しているが、マレーシアGPでは3位フィニッシュ。今季、ワークスのヤマハチームのバレンティーノ・ロッシ、マーベリック・ビニャーレスの2台よりも前でレースを終えたのは、実に5回目となる。

【写真】MotoGP参戦初年度から輝きを放っているザルコ

 ロッシとビニャーレスはウエットコンディションで行われたレースで2017年仕様のバイクに苦しみ、それぞれ7位と9位に終わった。両者が訴えているバイクの問題は、リヤタイヤのグリップ不足。ヤマハはこれまで、この問題を解決できずにいる。

 ザルコが来季、2017年仕様のM1に乗りたくないと思ったとしても、それは完全に理に適っているとロッシは考えている。

「ウエットで2017年仕様のバイクに乗るのは”不可能”だし、ザルコも馬鹿じゃない」と、ロッシは語った。

「2016年仕様のバイクはウエットでもよく機能しているので、彼が来季2017年仕様のバイクに乗ることを望まなかったとしても理解できる」

「彼は2015年に初めてMoto2クラスのタイトルを獲得した。その後、コンストラクターのカレックスは2016年仕様のバイクを彼に与えたがったが、彼はそれを拒否し連覇を果たした」

 来季、型落ちとなる2017年仕様ではなく、最新仕様のバイクを得ることができるのかと訊かれたザルコは、ヤマハからどんなバイクを与えられるにしろ、グリッド上で最も競争力のある存在になれると信頼していると語った。

「今年のバイクについて、ヤマハが何かミスをしてしまったのなら、それをテック3に与えるとは思わない」

「ヤマハにとっても意味がない。グリッド上に4台のバイクを並べ、その4台全てが競争力を持つことが、ヤマハの目標だ」

 ビニャーレスも、ザルコが2017年仕様のバイクを使うことに慎重になるべきだと同意し、テック3がワークスチームと同じ仕様のバイクを使うことが、ヤマハの助けにもなると示唆した。

「現行のプロトタイプを使えば、間違いなくザルコは多くの問題を抱えるだろう」

「しかし、トラック上に多くのバイクがあるというのは常に良いことだ。それに彼は、僕たちの役に立つ情報をもたらす能力があることをすでに証明していると思う」

「僕たちは来年、もっと多くの情報を得られるよう願っている。何かをやろうとした時に、2台よりも3台分のデータがあった方が、間違いなく良い」

「今年、ザルコのデータは僕たちにとって何の意味もなかったんだ」

Oriol Puigdemont

最終更新:2017/11/1(水) 16:44
motorsport.com 日本版