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ケヴィン・スペイシーへの批判も殺到、ドラマ「ハウス・オブ・カード」がシーズン6で終了

2017/11/1(水) 21:30配信

ELLE ONLINE

10月29日(日)にアンソニー・ラップに対する性的暴行を謝罪、ゲイであることをSNSでカミングアウトしたケヴィン・スペイシー。このカミングアウトを巡っては「性的暴行はセクシュアリティと何の関係もない」と批判の声が上がっている。

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ゲイやレズビアンに対する中傷と戦う非営利団体GLAADのCEOは「カミングアウトは性的暴行の容疑から目をそらすために使われるべきではない」と声明を発表。「今回の報道はスペイシーのカミングアウトの物語ではなく、アンソニー・ラップや、求めない性的誘惑を勇気を持って告白し生き延びた人たちの物語だ。マスコミや世論はそれを軽く扱ってはいけない」と抗議している。

また自らもカミングアウトしている俳優ザカリー・クイントも「スペイシーがこのようなカミングアウトを選んだのは非常に悲しく、問題だ。彼がこれまで手にした多くの賞や達成した偉業という光の中で誇りを持って立ち上がり、世界中でもがいている数多くのLGBTQの子どもたちに勇気を与えるやり方ではなかった。子どもに淫らなことをしようとしたという、非常に重大な告発から注目をそらそうとする計算尽くしのごまかしだ」とSNSにアップしている。

猛批判の声が上がる中、Netflixはスペイシーのドラマ「ハウス・オブ・カード 野望の階段」が現在撮影中のシーズン6で終了することを発表。でも今回の性的暴行に関する報道とドラマの終了とは関係なく、何ヶ月も前から決定していたことだという。

一方、今回の報道を受けて対応を決定したのは国際エミー賞を主催している国際テレビ芸術科学アカデミー。スペイシーに功労賞を授与する予定だったがこれを取り消すと発表した。国際テレビ芸術アカデミーはすでに今年6月に授与を発表、今月20日に行われる授賞式でスペイシーを称える予定だった。

性的暴行だけではなく、カミングアウトについて激しい批判を浴びているスペイシー。謝罪声明後、沈黙を守っている彼がどう反応するのか続報にも注目したい。
(text : Yoko Nagasaka)

最終更新:2017/11/1(水) 21:30
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