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全戦入賞、抜群の安定性。今季のハミルトンは”キャリアベスト”との評価

11/1(水) 17:30配信

motorsport.com 日本版

 昨年までメルセデスに在籍し、今季からウイリアムズでテクニカルチーフを務めるパディ・ロウは、4回目のタイトルを手にしたルイス・ハミルトンの今年の働きは、彼のキャリアベストであると感じていると語る。

2017年ドライバーズランキング(第18戦アメリカGP終了時点)

 ハミルトンはメキシコGPで9位に入り、2017年のF1ドライバーズチャンピオン獲得を決めた。

 今季のハミルトンは抜群の安定性を見せている。これまでリタイアゼロ。全戦でポイントを獲得し、シーズン2戦を残してドライバーズタイトル獲得を決めた。この活躍についてかつて共に仕事をしたロウは、ハミルトンがこれまでとは別のレベルで走ったと考えている。

「外から見ていると、彼のベストシーズンのように思えた」

 そうロウは語った。

「良い日であろうが、悪い日であろうが、彼は全てのレースを本当にうまくコントロールした。そして、常にポイントを獲得してきた。彼は本当に、本当に偉大なチャンピオンだ」

「私はそういうことを、これまでにも言ってきた。しかし今年は、彼は幾つかの通過点をクリアしてきたと思う。そして、4回目のチャンピオンを決めたが、彼のキャリアはまだ終わったわけじゃない。彼は、このスポーツの歴史上における、偉大な人物のひとりであることに間違いはない」

 ハミルトンのスピードについては、それほど印象的ではなかったとロウは語る。しかしハミルトンはひとたびクルマに乗れば、いつも最高のモノを引き出そうと、常に集中していたという。

「ルイスはずっと安定していた。もちろん、以前は矛盾していたと言うわけではない。でも、彼がこのスポーツでドライブしてきた中でも、最高レベルの安定性を今年示した」

 そうロウは語った。

「それが、彼がタイトルを獲るのを決定付けた」

 ニコ・ロズベルグがチームを離れたことが、大きな助けになったのではないかと尋ねられたロウは、次のように語った。

「私は彼の心を読もうとは思わない。私が知っているのは、彼が昨年チャンピオンを逃したこと、そしてそれにかなり悩まされたに違いないということだ」

「だから、おそらく彼はそれを受け入れ、そこから学ぶことを決めたのだろう」

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