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ザウバー、タイヤマネジメントに”突破口”発見か? 不運でポイント逃し悔しがるエリクソン

2017/11/1(水) 18:38配信

motorsport.com 日本版

 今季、1年落ちのフェラーリ製パワーユニットを使用しているザウバー。シーズン前半にはパスカル・ウェーレインがポイントを獲得する場面もあったが、サマーブレイク後には最後方に沈んでしまっていた。

【写真】緊急ピットインしたエリクソン。ガレージ前は煙に包まれた

 しかしここ3戦、チームは上昇の兆しを見せているようだ。メキシコGPでは、マーカス・エリクソンがレースのほぼ半分をポイント圏内で走行していた。しかし、バーチャル・セーフティカーが発動された際にポジションを落とし、最終的には”リヤのインボードサスペンションに技術的な問題”が発生。マシン後部から出火しながらピットインし、リタイアとなった。

「今年のタイヤはより保守的になっていて、それほど性能劣化が起きずピーキーじゃなくなった。でも依然としてそれらが適切に機能し、ベストなグリップを生むような作動温度領域は狭い」

 そう、エリクソンはmotorsport.comに語った。

「その点で、僕たちは今季ほとんどそれを外していたと感じる。僕たちはタイヤを完璧に機能させることができていなかった」

「でも僕たちは数週間前にあるモノを見つけた。それが今、僕たちのタイヤマネジメントをかなり助けてくれている。タイヤの温度コントロールが改善されたんだ」

「これまでと少し違ったタイヤの使い方をしていて、作動温度領域が少し変わった。それが、かなり僕たちの役に立っている。僕たちにとって、それは問題の突破口を見つける大発見だったんだ」

 また、エリクソンはマシンの重量が減ったこと、パワーユニットからより多くのパフォーマンスを引き出せていることも、ペースの向上に貢献していると感じているようだ。

「僕の立場から言えば、マレーシアから7kgもマシンが軽くなっている」

「トラックによるけど、1周あたり0.2から0.3秒もラップタイムが上がる。僕にとってはすごく大きい」

「エンジンについても、フェラーリの人たちがなんとかパフォーマンスを引き出してくれている。僕たちは同じ(1年落ちの)エンジンを使っているけど、そこから少し多くのパフォーマンスを絞り出しているんだ」

 エリクソンは、メキシコでシーズン初ポイントを獲得する可能性があると感じていたようだ。

「スタートは本当に良かったし、最初のスティントはかなり競争力があった」

「最初の30周、トップ10を走ることができて本当に素晴らしかった。ピットストップもかなり早かった」

「でもその後、考えうる限り僕たちにとって最悪のタイミングでバーチャル・セーフティカーが出動し、僕たちのレースを台無しにした」

「マクラーレンの2台と(フェリペ)マッサに先行されてしまった。それがなければ、ポジションをキープできていたと思うし、レース終盤にフェルナンド(アロンソ)と10位争いができたはずだ」

「残念だけど、時にはそういうことが起きるものだ。今回はすべてがうまくいっていたように感じていたけど、僕たちには運がなかった」

Lawrence Barretto

最終更新:2017/11/1(水) 18:38
motorsport.com 日本版