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[Alexandros]川上洋平が語る 新曲「明日、また」に込めた思い

2017/11/1(水) 20:01配信

TOKYO FM+

[Alexandros]の川上洋平が、TOKYO FMのレギュラー番組に出演。11月29日にリリースされるニューシングル「明日、また」を初オンエアし、この曲に込めた思いを語りました。
(TOKYO FM「SCHOOL OF LOCK! アレキサンドLOCKS!」10月31日(火)放送分)

今年メンバー全員でニューヨークに1ヵ月ぐらい滞在して10数曲作ったんですけど、実はこの「明日、また」が1番最初に出来た曲なんです。6月だったかな? ニューヨークに行ったときは、1週間ぐらいずっと曇りで全然晴れなかったんですよ。自分もニューヨークに着いて色々なバンドを観て、スタジオに行くと本当に色々なミュージシャンの音が他の部屋から漏れてくるんですけど、みんな上手くて軽く凹んでたんですよ。天気も悪いし、なんか嫌だなと思っていて……。

それで1週間後ぐらいにやっと夏らしい気候になってきて、俺も自信を取り戻してきたというか、「俺にはメロディーがあるな」と思えたんですよね。それでオフ日があったので、1人でセントラルパークを2時間ぐらいかけて歩いたんですけど、その時に出来た曲なんですよ。ノイズキャンセリングのイヤホンを耳にすると、周りのノイズが消えるんですよ。それで周りの景色や風景を見ながら、このメロディーが出てきたんですよね。「これは早くスタジオに帰って、みんなと曲を作らないと」と思って……。だから今聴いてもニューヨークのことを思い出しますね。たぶん日本では生まれなかった曲なのではないのかなと思いますね。

タイトルは何でも良かったんですよ、“We’re the light”とかね。英語の歌詞の部分からカッコよくバシッと決めてもよかったのかなと思ったんですけど。やっぱり「明日、また」の方がしっくりきたのは、もしかしたらニューヨークにいたときに「自分はやっぱり日本人だな。日本を大事にしたいな」と思ったことが少しあったのかもしれませんね。

でもこの曲が出来たおかげでその後のニューヨークの滞在で色々な曲が生まれて、普段だったらこういうアレンジしないなみたいなのもかなり潔くできたのは、メンバー全員共通してありましたね。そういう大胆さみたいなものは、今回の旅で[Alexandros]メンバー全員が増したかもしれませんね。みなさん一聴で聞き取れたか分からないですけど、歌詞の内容も“自分のことを信じてあげる大切さ”みたいなものを歌っていたりします。自己愛というのかな。会話の中で“自分のことが凄く好きみたいじゃん!”というセリフが、飛び交うことがあるじゃないですか? それってマイナスの感じがあるけど、みんなSNSやっているじゃないですか? それをやっている時点で、みんな自分のことが好きなんですよ(笑)。自分がこうしたいああしたいというのを誰かに伝えたいんだよ、繋がりをもちたいんだよね。それをもう少し本格的に好きになってあげると色々変わってくる事があって、僕の場合はまず自信に繋がるんじゃないかなというのを昔から思っているんですよね。確かに自分のことを褒めてあげたりアピールすることって結構勇気がいることで、特に日本ではそうだと思うんですよ。そういうことをすると周りが、「あいつちょっと目立とうとしているんじゃない?」みたいなね。

今、学生の間はそういうことが多いかもしれないけど、卒業して社会人になって自分の手で、自分の能力で、お金を稼いで飯食わなきゃいけなくなったら、四の五の言わずに自分の能力を発揮してアピールしていかないと生きていけない訳ですから。それを若いうちから出来ているか出来ていないかで結構変わってくるんだよね。恥ずかしがるとかそういうことじゃなくて。そういうのを昔から思っていたんですよ。そういう事を明確に歌詞に落とし込んだ事がなかったので、この歌詞を書いたときはスッキリしましたね。特に2サビはそのままおもいっきり歌っていますからね。ナルシストって言われてもいいじゃないですか? みんな息吸っているんだし、息吸っているってことは自分のことが好きだし、生きていたいな一生懸命生きたいなという証拠なんですよ。そんな事が詰まった曲でございます。

最終更新:2017/11/1(水) 20:01
TOKYO FM+