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関西初上陸の「bills」レストランターに直撃

11/1(水) 14:00配信

Lmaga.jp

「世界一の朝食」と称されるオールデイカジュアルダイニング「bills(ビルズ)」が11月3日、JR大阪駅直結の商業施設「ルクアイーレ」(大阪市北区)7階にオープンする。オーナーシェフであるビル・グレンジャー氏に話を聞いた。

【写真】たこ焼き、イカ焼き、粟おこしにヒントを得た大阪限定、3種類のメニューが新登場!

──まずはズバリ、大阪の印象は?

「I love OSAKA! 大阪にはこれまでも何度か来ているけど、大阪の人はみんなフレンドリーで大好き」

──ビルさんは日本で新店舗を出店される際、ご自身でその場所を訪れて、出店するかどうか決めるとうかがいまいした。日本では、2008年、神奈川・七里ヶ浜にオープンしたのをはじめ、今回、大阪店が国内8店舗目になりますが、関西への出店は前から考えていたのですか?

「大阪にはずっと出店できる場所を探していました。周りからも、いつ(大阪に)オープンするの?って言われていたしね。いろんなオファーもあったんですが、ベストな場所を探していて、今回やっと巡り会ったわけです」

──「ルクアイーレ」を気に入った理由は?

「JR大阪駅がロンドンのキングス・クロス駅に似ているところ。キングス・クロス駅はスコットランドやイングランド北東部への玄関口であり、すごく忙しく、エナジーを感じる駅なんだけど、大阪駅も同じ。通勤者や観光客など、さまざまな人々が行き交い、活気に溢れています。時空の広場から見下ろす駅ホームや線路も圧巻の眺めだし、ライトアップされた夜も素晴らしい」

──「bills大阪」はどんな店にしたいですか?

「すごく活気がある街だからこそ、少しでもリラックスできる空間を提供したいと思っています。ビルズはそれぞれの店舗で少しずつインテリアが違うんだよ。最初にできた七里ヶ浜は海沿いなのでカジュアルな雰囲気に仕上げたし、昨年にできた銀座はグラマラスな感じに。大阪はその中間かな。インテリアもブラウンカラーを基調に落ち着いた雰囲気にする予定。表参道でも好評のアートや本を楽しめるライブラリーも作るつもりだよ」

──1993年に第1号店をシドニーにオープンされましたが、オープンまでの経緯は?

「もともとはパンケーキの店をやりたかった。それもこれまでにない軽い食感のものを作りたくて。ヨーロッパではリコッタチーズをクレープに巻いて食べる料理があり、それにヒントを得ました。シドニーにはおいしいリコッタチーズを作っているメーカーがあったので、それをパンケーキの生地に入れたらどうかと思ってね。それで誕生したのがリコッタパンケーキなんです。うちのパンケーキにはおいしいリコッタチーズがなくては始まらないんだよ。日本の店の分は、今は信頼できるメーカーにお願いしていますが、日本に店を開いたときは、日本で納得のいくリコッタチーズがなくて、店で作っていました」

──パンケーキブームの火付け役とも言われるリコッタパンケーキと「世界一の卵料理」と称されるスクランブルエッグが有名ですが、ビルさん自身がお気に入りのメニューはなんですか?

「ビルズにはシグネチャーメニューと呼ばれる定番料理があるんですが、エビのリングイーネやチキンシュニッツェルもいいね。あと、コーンフリッターもすごい人気だよ。大阪のお好み焼きにちょっと似ているかも」

──大阪店限定メニューは登場しますか?

「オープン準備に向けて、2016年夏、2017年秋に大阪に足を運びました。そこで大阪の食文化に実際に触れたことで、大阪限定メニューを出したいと考えるようになりました。 大阪名物・たこ焼きからイメージした、遊び心満載のスイーツ『bills たこ焼き ドーナッツ with ホワイトチョコレート、ラズベリー&バニラクリーム、ドライパイナップル、抹茶』や、イカ焼きからヒントを得てスコルダリア(ジャガイモのムース)をアクセントにした『タコのグリル with ジャガイモのムース、チャイブオイル、カラスミ』、それから、5種類のチップスと2種類のディップソースで味わえる『タピオカチップス with コリアンダーヨーグルト、タラマサラータ』は、粟おこしからイメージしました。この3種類のメニューを提供します。 ぜひ、大阪の方々に楽しんでいただきたいですね」

インタビューの後も「阪神百貨店」(大阪市北区)の名物・イカ焼きを食べに行ったビルさん。イカ焼きからインスピレーションを得たメニューは、はたしてどのような味わいだろうか?

取材・文/天野準子 写真/コーダマサヒロ(人物)

最終更新:11/1(水) 14:00
Lmaga.jp