ここから本文です

前さん、県工高生に講座 伝統工芸展金沢展

2017/11/1(水) 1:58配信

北國新聞社

 第64回日本伝統工芸展金沢展(本社など主催)の関連行事「人間国宝の学校招待講座」は31日、金沢市の石川県立美術館で開かれた。沈金(ちんきん)人間国宝の前史雄さん(輪島市)が県工高工芸科1~3年の約120人に制作のこつなどを伝えた。

 前さんは「図案を毎日、考えてほしい。私は常にかばんにスケッチブックを入れ、目に留まった景色や動物を描いておく」と紹介した。輪島塗は木地や塗り、沈金や蒔絵(まきえ)といった加飾などの工程が分業化されていることが特徴だと説明し、展示されている漆芸作品を解説した。

 漆芸コースの狩山真弥(まや)さんは「何でも見て描いてみることが大切だと分かった。卒業制作のデザインに生かしたい」と話した。

 金沢展は5日まで、人間国宝らの秀作348点を展示している。

北國新聞社

最終更新:2017/11/1(水) 1:58
北國新聞社