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FOMC声明:景気判断引き上げか-市場の関心は次期FRB議長人事

11/1(水) 13:01配信

Bloomberg

トランプ米大統領による連邦準備制度理事会(FRB)次期議長の指名発表に投資家の注目が集まる中、連邦公開市場委員会(FOMC)が1日までの2日間の日程で開かれる。今回の会合では金利据え置きが見込まれている。

FOMCでは、深刻なハリケーン被害にもかかわらず堅調と見受けられる米経済について検証し、低調なインフレ持続の下でも12月に利上げする方向性を維持する見通し。大統領は2日に次期議長人事を発表する予定で、パウエルFRB理事を指名する方向に傾いているとされる。

今回のFOMCは四半期ごとの経済予測の発表はなく、会合終了後のイエレン議長による記者会見も予定されていない。米東部時間1日午後2時(日本時間2日午前3時)に声明を発表する。

前回の声明との最大の相違点は、米景気判断の引き上げと予想され、12月利上げの論拠を一段と強めることになりそうだ。ただ、追加利上げについてはっきりとしたシグナルを発する公算は小さい。フェデラルファンド(FF)金利先物取引を踏まえると、投資家は12月利上げの確率を80%超織り込んでいる。

アマースト・ピアポント・セキュリティーズのチーフエコノミスト、スティーブン・スタンリー氏は「会合後に記者会見が予定されていない場合の典型的なやり方は、声明にほとんど変更を加えず、一切波風を立てずに日程をこなすことだ」と説明した。

原題:Fed Chair Drama Steals Spotlight From FOMC: Decision Day Guide(抜粋)

Steve Matthews, Jeanna Smialek

最終更新:11/1(水) 13:01
Bloomberg