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【動画あり】『モンスターハンター:ワールド』プレイリポートその1 遊びやすく進化したシステムに大注目!

11/2(木) 1:57配信

ファミ通.com

文・取材:堤教授

 2018年1月26日(金)に発売が予定されている、カプコンのハンティングアクションゲーム最新作『モンスターハンター:ワールド』(以下、『MH:W』)。2017年10月某日、カプコン・大阪にて実施された“『MH:W』メディアツアー”では、約6時間もの試遊ができた。3人のライター視点によるプレイリポートを、3回にわたってお届けしよう。第1回はライター・堤教授編。

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 今回は、東京ゲームショウのような短時間の体験会は違って、本編を冒頭からプレイできるということもあり、新たな発見がたくさんありました。約6時間のプレイでわかったことや感じたことを、既報に含まれている情報も含め、できるだけ詳しくお届けしていこうと思います。



キャラクタークリエイション
 キャラクタークリエイションは、既に公開されている情報の通り、とても細かい部分まで設定、変更が可能。眉や目、鼻、口などのパーツも形だけでなく位置を調節できて、こだわる人はこの部分だけでかなり時間がかかってしまいそう。表情のタイプも設定できるのは、イベントシーンなどでアップになる場面も多い本作ではうれしいポイント。ボイス設定では、攻撃アクションやダメージを受けたとき、エモートを使ったときの動きといっしょに声のサンプルが確認できたので、実際に操作してみて「想像していた感じと違う……」といったことになる心配はなさそうでした。ちなみに、マイハウスのアイテムBOXから“身だしなみを整える”を選択すると髪型や眉の色の変更、ひげや化粧、フェイスペイント、インナーの再設定は行えます。ただ、性別や顔の形や声など、あくまでも“身だしなみ”の域を超える部分は変えられないようでした。今回は時間制限のある試遊ということもあってサクッと作ってしまいましたが、私も自分のキャラにはこだわっちゃうほうなので、いまから楽しみです。

『MH:W』キャラクターメイキングのココがスゴイ!
●眉や目、鼻、口などのパーツも形だけでなく位置も細かく調節できる
●ボイス設定では、キャラクターの動きといっしょに声のサンプルが再生
●髪型や化粧、フェイスペイント、インナーなどは、マイハウスの“身だしなみを整える”で後からでも変更可能



スタートメニュー
 キャラクターや相棒であるオトモアイルーの見た目を決めた後は、すぐにそのキャラクターとオトモが登場。自分のキャラクターがイベントシーンでも違和感なく動いてくれるリアルタイムデモ。現在の装備なども反映されるので、どっぷりと『MH:W』の世界に浸れます。最初のイベントシーンからは、流れるように操作できるパートに移行。つぎつぎと現れる大型モンスターに圧倒されつつも、調査拠点・アステラに到着しました。イベントシーン後の操作が可能になった場面では、まず最初にOPTIONSボタンで開けるメニューをチェックしたので、以下で内容をご紹介。イベントシーンでは、キャラクターが『MH:W』の世界独自の言語を話すのですが、こちらは日本語をしゃべってくれるように変更もできるようでした。せっかくなので自分はモンハン語を堪能することに。あ、ちゃんと字幕はでるので何を言ってるのかはわかりますのでご安心を。

スタートメニューの内容

●アイテム・装備
 『モンハン』シリーズではおなじみの調合やアイテムポーチの整理、手早くアイテムが使えるショートカットへの登録、装備の確認などができます。

●クエスト情報
 生態マップ(タッチパッドボタンで開ける現在いるフィールドの全体マップ)を開いて、現在進行しているクエストの情報が確認できるほか、クエストからの帰還やほかのプレイヤーの助けを借りる“救難信号”を出すこともできます。

●情報
 ウィッシュリスト(作りたい装備を登録しておくリスト)の確認のほか、本作のさまざまな基本情報が掲載されたプレイガイドが見られます。

●コミュニケーション
 “あいさつ”などのジェスチャーを行う、定型文やチャット、スタンプを発信する、サインを出す、といった仲間との狩りには欠かせない交流の手段が集まっています。ちなみに、メニューを開いて□ボタンを押せば、コミュニケーションのタブを経由しなくてもサインは出せました。便利!

●システム
 ゲームの設定を変更するオプションやセーブ、ゲームの終了などの項目が用意されています。オプションでは、頭装備表示やダメージ表示のオン・オフのほか、操作やカメラに関する細かなところまで設定変更が可能となっているので、自分好みの快適な環境で遊べちゃいます。



調査拠点“アステラ”
 アステラでは、たくさんの先輩調査団員たちが出迎えてくれます。感覚的には、これまでのシリーズの村と同じような狩りの準備をする拠点といった風情。マイハウスや物資補給所、装備品の加工屋、食事場といったおなじみの施設のほか、生態研究所や調査資源管理所、植生研究所などが用意されています。アステラはかなり広いですが、各施設に素早くアクセスできるようにリフトも完備されていたので助かりました。



アステラのおもな施設

マイハウス
 所持品の整理や装備の変更ができるアイテムBOXが備え付けられた部屋。室内にいるオトモに話しかければ、オトモをクエストに連れていくかどうかやオトモの装備変更なども可能。さらに、ルームサービスに話しかけると、アクションの練習ができるトレーニングエリアにも行けます。ちなみに、最初に入れるのは“二等マイハウス”という名前で、いっしょに新大陸にやってきた連中も同じ部屋で寝泊まりしていました。アステラ内に、一等マイハウスというエリアも見かけたのでゆくゆくはこちらに引っ越せるのかも……!? ほかにも、マイハウスにはクエスト中で捕まえた環境生物(蝶やクモなど)を室内に放し飼いにできる機能もあったりと、いろいろな楽しみかたができそうです。



物資補給所
 いままでの『MH』シリーズでは雑貨屋にあたるショップ。回復アイテムやガンナー用の弾などを取り扱っていて、進行状況に合わせて品揃えが充実していきます。

加工屋
 装備生産、装備強化、オトモ装備の生産、ボウガンのカスタマイズ、猟虫の管理、装備変更が行える、ハンターにはなくてはならない施設。各項目については以下の通り。

《装備生産》
 素材とお金を渡して、新たな武器や防具を生産できます。ハンターが装備できるのは、武器ひとつ(大剣、太刀、片手剣、双剣、ハンマー、狩猟笛、ランス、ガンランス、スラッシュアックス、チャージアックス、操虫棍、ライトボウガン、ヘビィボウガン、弓の14種類)と防具5パーツ(頭、胴、腕、腰、脚)です。本作には、“ウィッシュリスト”という機能があり、作りたいけど素材が足りない、という装備をリストに登録しておけば、装備品の材料がすべて揃ったときにお知らせが届きます。また、作る前に試着ができるというのもうれしい機能のひとつです。

《装備強化》
 素材とお金を渡して、持っている武器や防具を強化できます。武器強化は、どのように派生していくかがひと目で分かるようになっていて、武器を巻き戻し(ダウングレード)して素材を返してもらうこともできます(お金は返ってきません)。武器の強化には、鉱石やモンスターの素材が要求されます。こちらでもウィッシュリストへの登録は可能です。一方で、防具の強化には鎧玉系のアイテムを消費。消費した数によってポイントが貯まっていき、一定値を超えるとレベルアップして性能が向上していきます。

《オトモ装備の生産》
 素材とお金を渡して、オトモアイルー用の武器や防具を生産します。オトモが装備できるのは、武器ひとつと防具2パーツ(頭、胴)です。ハンター用の装備よりも必要素材が少なく、気軽に作ってもよさそうでした。ハンターと同様に、装備は作る前に試着できます。なお、オトモは武器と防具以外に、オトモ道具というアイテムが装備できますが、これは生産できません。初期装備のオトモ道具“ミツムシ寄せのお香”は、オトモが回復ミツムシを呼び寄せ、プレイヤーの体力を回復してくれるようになるオトモ道具でした。

《ボウガンのカスタマイズ》
 所有しているライトボウガンやヘビィボウガンにパーツを取り付けます。ボウガンのレア度によって、取り付けられるパーツの数は異なり(レア度1~2はひとつ、レア度3~4はふたつ、レア度5以上は3つ)、同じパーツを複数装着すると効果がアップします。用意されているパーツは、反動抑制パーツ、リロード補助パーツ、ブレ抑制パーツ、近接射撃強化パーツ、遠距離射撃強化パーツ、シールドパーツの6種類。なお、ライトボウガンには、シールドパーツは取り付けられません。

《猟虫の管理》
 操虫棍を装備しているときに連れていける猟虫の管理が行なえます。お金(ゆくゆくは素材も必要かもしれません)を支払って猟虫の強化や、あらたな種類の猟虫の購入もできます。

《装備変更》
 プレイヤーの装備を変更できます。アイテムBOXにアクセスして行うものと同様の機能です。



武具屋
加工屋の近くにあるショップ。素材を用意する必要がなく、お金だけで新たな装備品が手に入れられます。強化のベースとなる武器も、ここで購入できます。

食事場
 ハンターの腹を満たしてくれる憩いの場所。食事を摂ると、つぎのクエスト中に限り体力やスタミナの最大値がアップする効果が得られるほか、一定確率でさまざまな効果を持つ“食事スキル”が発動。料金はお金だけでなく、調査ポイント(クエストなどをこなすと得られます)のほか、お食事券というアイテムでも支払えます。お食事券を使った場合は、いっしょに遊んでいるプレイヤーにも食事の効果が及ぶようでした。食事はとにかく美味しそうで、見ているだけでもヨダレが止まらない! アイルーの料理長の職人っぷりも見事なので、早くみなさんにも食事シーンを見ていただきたいです。ちなみに、クエスト中でもキャンプの側で食事ができるので、食べ忘れたときや力尽きて効果が切れたときも安心です。さらに、食事場では受付嬢に“かまど焼き”の依頼もできます。かまど焼きでは、携帯食料などのアイテムが手に入りました。渡せるアイテムは、生肉やアオキノコ以外にいくつかのモンスターの素材も並んでいたので、どんなアイテムが焼きあがるのか気になるところです。

生態研究所
 新大陸に生息するモンスターを研究している場所。モンスターの痕跡を見つけたり、狩猟した後に訪れるとそのモンスターの情報が閲覧できるようになります。大型モンスターには“研究レベル”というものが設定されていて、より多くの情報を集めていくとレベルが上昇。より詳細な情報がモンスター図鑑に記載されるうえ、そのモンスターに対して導蟲が示してくれる内容もグレードアップしていきます。特筆すべきは、モンスター図鑑の内容。最初に見られるのは、大まかな特徴や狩猟のポイント、生息地などですが、レベルが上がると肉質や耐性、弱点、破壊可能な部位や破壊報酬も分かっちゃいます。攻略記事も製作する私のようなライター泣かせではありますが、たいへん役に立つ情報が盛りだくさんなのでありがたいですね。



調査資源管理所
 アステラに集まっている調査員からの依頼、および調査に必要な資源を管理する施設。バウンティの登録、調査クエストの管理、納品依頼の達成という3つの機能が備わっています。

《バウンティの登録》
 “バウンティ”とは、クエストやフィールドの探索を通して解決する課題のこと。課題は“アイテムになる植物を4回採取する”、“古代樹の森のクエストを3回クリアする”、“大型モンスターを2頭狩猟する”など。バウンティは同時に6つまで登録でき、条件を満たした後、調査資源管理所の人に話しかけると報酬が受け取れます。進行状況は、逐一メッセージで表示されるので、クエストにいくついでにこなしておくと一石二鳥。オンラインで配信される期間限定のバウンティもあるようなので、そちらの内容にも期待!

《調査クエストの管理》
 “調査レポート”を入手すると生成される“調査クエスト”の管理を行う機能。調査レポートは、モンスターの痕跡を確認、部位破壊、狩猟したときなど得られることがあり、生成される調査クエストはそのモンスターに関連した内容になっています。ドスジャグラスを狩猟して調査レポートを得た場合は、“ドスジャグラスの狩猟”のクエストが生成される、といった具合です。そして、生成された調査クエストをここで登録しておくと、クエストカウンターの“調査”タブからそのクエストを受注できるようになります。なお、調査クエストは、通常のクエストとは違って報酬に“特別報酬枠”というものが設定されているほか、環境にも変化が見られ、受注回数にも制限があります。報酬が豪華な調査クエストを仲間と持ち寄ってレアな素材を集める、といった楽しみかたもできそうですね。

《納品依頼の達成》
 アステラや探索などで出会う人々から、特定の素材やアイテムの納品を依頼されることがあります。目的の物が集めた後、管理所の人々に渡せば依頼達成となり、報酬が得られます。フィールドのキャンプの場所が増えたり、食事場で選べる食材の種類が増えたりと、報酬はかなりよかったので、納品依頼は積極的に達成したほうがよさそうでした。

植生研究所
 植物や虫、キノコなどのアイテムを指定し、クエストをクリアーしてから返ってくるとその素材がもりもり増えていきます。肥料を与えて、収穫量を増やす機能も備わっていました。アイテムが増やせる施設は、『モンハン』シリーズでは定番ですが、あるとやっぱり助かりますね。

集会エリア
 全世界のハンターと腕前を競える“闘技大会クエスト”への参加が可能。ゲーム内コミュニティの“サークル”を作れば、サークルメンバー用の集会エリアを作成できたり、キャラクター名の先頭にアイコンを付けたり、ギルドカードにサークル名を入れられたり、サークルメンバーにメッセージを残せたりと、狩友との親交を深められます。複数のサークルに同時に所属もできるようなので、顔が広いハンターも安心!



トレーニングエリア
 ひと通りアステラを見学した後は、マイハウスからトレーニングエリアに行ってみました。トレーニングエリアは、備え付けのタルや柱を攻撃でき、さまざまな武器のアクションの練習ができる便利な場所となっています。画面にはオススメの連携攻撃や自分が実行した連携攻撃などが表示される親切設計で、段差や上れるツタもあるのでジャンプ攻撃の練習も可能。さらに、エリア内に装備が変更できるアイテムBOXもあり、ライト、ヘビィボウガンや弓は、用意していなくてもすべての弾やビンが試射できたりと、まさにいたれり尽くせり。従来のシリーズ作のように、簡単なクエストで試し斬りするのもよかったですが、気兼ねなくずっと練習できるトレーニングエリアがあるというのはとてもうれしかったです。

トレーニングエリアの特徴
●備え付けのタルや柱を攻撃してダメージが確認できる
●オススメの連携攻撃や自分が実行した連携攻撃が画面に表示
●ボウガンの弾や弓のビンは用意していなくても試射可能
●エリア内のアイテムBOXですぐに装備が変更できる



防具(スキル)
 クエストに出発する前に、ハンターにさまざまな力を与えてくれる防具のスキルに付いても触れておきたいと思います。従来の『モンハン』シリーズでは、防具の各パーツに備わっているスキルポイントの累計が一定値を超えると対応するスキルが発動する仕組みでした。本作ではそのシステムが一新。パーツひとつにつき、(何も発動しないものもありましたが)ひとつのスキルが発動するようになっていて、防具を同じシリーズで統一しなくてもたくさんのスキルが発動させられます。ちなみに、同じスキルを持つ防具を複数装備すると、スキルのレベルが高くなり、効果もアップ。また、同じシリーズの防具を複数個装備したときにボーナスで発動するスキルもあったので、いままで以上に防具の組み合わせを考えるのが楽しくなりそうです。残念ながら、今回の試遊では護石は手に入りませんでしたが、防具と同様にひとつにつきひとつのスキルが発動するものになっているようです。

 もうひとつ印象に残ったのが、スキルの効果が明確に数値化されていたこと。“攻撃”のスキルを例にすると、Lv1で基礎攻撃力+3、Lv2で+6、といったようにはっきりと効果が明記されています。また、剣士とガンナーで防具が使い回せるというのも見逃せません。同じ防具を装備していても、剣士のときは物理ダメージ軽減、ガンナーのときは属性ダメージ軽減の効果が追加で発揮されるので、武器によって受けるダメージには若干差が出るようにはなっています。

防具(スキル)の特徴
●基本的には防具のパーツひとつでスキルがひとつ発動する
●同じスキルが発動する防具を複数装備するとスキルレベルが上がって効果もアップ
●同じシリーズの防具を複数装備するとボーナスでスキルが発動することがある
●スキルの効果は数値化されてよりわかりやすくなった
●剣士とガンナーで同じ防具を装備できる



特殊装具
 ある程度ストーリーを進めると、“特殊装具”というアイテムも装備可能になりました。最初にもらえた“隠れ身の装衣”は、一定時間モンスターから見つからなくなるという効果(攻撃を行うか、ダメージを受けると効果は終了)があり、安全に体力を回復したいときや武器を研ぎたいときに便利でした。ほかにも、これまでの体験プレイで、モンスターの注意を引く効果がある装具、のけぞりにくくなる装具などが確認できています。使う武器や狩る獲物に合わせて装具を選ぶのも楽しそうですね。なお、特殊装具は使用してもなくなりませんが、使った後はある程度時間が経過しないとふたたび使えるようにならないので、使いどころをしっかりと考える必要がありそうです。

特殊装具の特徴
●アイテムBOXの装備変更画面で設定する
●使用した装具に応じて、一定時間モンスターから見つからなくなる、モンスターの注意を引く、のけぞりにくくなる、などの効果が得られる
●使用後、ある程度時間が経つと再使用可能になる



クエスト
 さて、アステラで準備を済ませたらいよいよクエストに出発します。クエストの種類は以下の4つ。試遊では、少しでも先の展開を見ようといっしょに取材に行ったメンバーといっしょに任務クエストをどんどん進めていきました。任務クエスト中にイベントシーンが発生する場合、ほかのプレイヤーといっしょに出発することはできませんでしたが、ある程度クエストを進めると、ほとんどの場合大型モンスターを狩猟することになります。その段階まで進めると“救難信号の発信”が可能になり、ほかのプレイヤーにクエストを手伝ってもらえました。同じ段階まで進めた仲間どうしで集まれば、全員がその任務クエストをクリアーしたことになるので、救難信号を使わない手はないですね! 同じ集会エリアにいる場合は、救難信号が出ていなくてもすでに出発したクエストに後から合流することもできます。これも、うれしい新要素のひとつです。

クエストの種類
●任務クエスト
 クリアーするとストーリーが進むクエスト。クリアーすると更新されていく

●フリークエスト
 アステラの住人の依頼などの条件を満たすと増えるクエスト。何度でも自由にチャレンジできる

●調査クエスト
 調査資源管理所で登録できる特別なクエスト。クエストごとに受注できる回数は決まっている

●イベントクエスト
 オンライン環境が必要な特別なクエスト



キャンプ
 フィールドでの狩りの拠点となるキャンプでは、さまざまなことができます。まず、用意されているテントに入れば、ハンターやオトモの装備変更、持ち物の整理が行えます。さらっと書いていますが、従来の『モンハン』を知っている自分としては、狩り中に装備が変えられるというだけでも驚き! アイテムが整理できるのも非常に助かります。備え付けの支給品BOXには、調査隊資源管理所が用意してくれた狩りに役立つアイテムがたくさん入っていて、自由に持っていってかまいません。さらに、食事場も用意されていて、アステラと同内容のメニューがクエスト中にも食べられます。これは、力尽きて食事の効果が切れてしまったときや出発前に食事を忘れたときなどに便利ですね。また、キャンプで休んでいるオトモに話しかければ、連れて行くかどうかを選べます。受付嬢に話しかければクエストからの離脱や救難信号の発信が可能。クエストクリアー後、アステラに戻らずにフィールドに留まれば、つぎのクエストを受けることもできます。

 モンスターを狩猟している状態でなければ、スキップトラベルで瞬時にキャンプに戻ってこれる、という点にも注目。最初は、フィールドにキャンプ地はひとつしかありませんが、キャンプ地にできそうな場所を見つけると、バウンティ(調査資源管理所で報告できる依頼のようなもの)などでキャンプ地が増やせるようになります。キャンプ地をたくさん増やしておけば、スキップトラベルは獲物が遠くに行ったときの移動手段としても重宝します。

キャンプの特徴
●テントでハンターやオトモの装備変更、持ち物の整理が行える
●支給品BOXを調べれば狩りに役立つアイテムがもらえる
●食事場で食事ができる。食事すると、クエスト中に体力やスタミナなどがアップし、食事スキルが発動することも!
●オトモを同行させるかどうかを選べる
●受付嬢に話しかけるとクエストの離脱や救難信号の発信、(クリアー後にフィールドにとどまった場合)つぎのクエストの受注などができる
●モンスターを狩猟している状態でなければ、キャンプ地にスキップトラベルできる
●キャンプ地にできそうな場所を見つけ、特定の条件を満たすとキャンプ地が増える



探索
 ある程度任務クエストを攻略し、ストーリーを進めていくと“探索”が可能になりました。“探索”では、行ったことのあるフィールドを時間制限なしに思う存分見て回れます。もちろん、大型モンスターと遭遇することもありますし、狩猟も可能。環境の変化により、入手できるアイテムの傾向なども変わるようでした。また、フィールドでは調査隊のメンバーと遭遇することもあり、話しかけるとバウンティが発生することもありました。タッチパッドボタンで開ける生態マップ(フィールドの全体マップ)は、足を踏み入れたことのあるエリアしか見られないので、まずはこの“探索”でフィールドを隅々まで調査するのがよさそうです。
 また、生態マップにはいちど発見したことのある採取ポイントや罠として利用できる地形なども記録されていくので、じっくりとフィールドを見て回れば、後の狩りが楽になります。

探索の特徴
●時間制限なく自由にフィールドを歩き回れる
●大型モンスターが出現することがあり、探索を開始するタイミングによって環境も変化
●フィールドで人と出会い、バウンティなどが発生することがある



テトルー
 探索中には、テトルーという獣人の痕跡を発見できました。これはチャンス! と思い、フィールドを回って痕跡を十分に集めた後、導蟲に従って入り組んだ道を進んでいくと、ついにテトルーを発見! 警戒心が強いのか、逃げていく彼らを追いかけると、言葉の分かる私のオトモアイルーがテトルーとの交渉に入り、無事に打ち解けられました。すると、テトルーがついてきてくれるように! さらに、オトモがジャグラス(小型モンスター)とオトモダチになってくれるようになり、オフラインでも私+オトモ+テトルー+オトモダチという4人(?)での狩りが実現しました。じっくりとオトモダチの動きを観察する余裕はありませんでしたが、オトモがオトモダチのジャグラスに乗っていっしょに攻撃している姿は確認できました。テトルーがどういう風に狩りをサポートしてくれるのかも気になるところですね。

テトルーの特徴
●フィールドのどこかで暮らしている
●オトモアイルーを連れて行くと仲間にできる
●オトモ道具(効果は確認できませんでした)がもらえたり、オトモダチが作れるようになったりと、たくさんのメリットがある



アイテムポーチ
 本作は、アイテムポーチに素材用の枠が追加され、たくさんのアイテムが持てるようになっています。具体的な内訳は、消費アイテムのポーチが24枠、ガンナー用の弾やビンが入るポーチが16枠、素材用のポーチが24枠。さらに、捕獲用ネット、釣り竿、肉焼きセット、LV1通常弾の4つは、枠に関係なくつねに持ち歩いている状態になっています。加えて、剣士のときは砥石も自動で所持品に追加されていました。これらの常備品は使用回数に制限がなく、気軽に使えます。キャンプでアイテムの整理ができることも考えると、素材を集めてもう持てない! という心配はなさそう。

 本作で初登場となる捕獲用ネットは、大型モンスターを捕獲するためのものではなく、フィールドにいる虫や小動物、魚といった環境生物を捕まえるためのアイテム。スリンガーにセットし、射出して使います。環境生物はフィールドのあちこちに生息していて、大型モンスターの存在を知らせてくれていたり、見つけにくい道を教えてくれることがあったりと、観察しているだけでも楽しめます。環境生物の収集は、コレクション要素のひとつにもなっていて、収集癖のある私はかなり気に入っています。

アイテムポーチの特徴
●消費アイテムが24枠、ガンナー用の弾やビンが16枠、素材用のポーチが24枠用意されている
●捕獲用ネット、釣り竿、肉焼きセット、LV1通常弾はつねに携行していて、使用回数に制限はない
●剣士のときは斬れ味回復用の砥石を常備。使用回数にも制限はなし
●捕獲用ネットは、フィールドにいる虫や小動物、魚といった環境生物を捕まえるためのアイテム
●従来の作品のようにピッケルを用意していなくても採掘できる
●食べたり飲んだりするアイテムは使いながら移動でき、回避などで動作を中断できる



ショートカット
 L1ボタンを押しながら□ボタンや○ボタンでアイテムを選んだ後、□ボタンでそのアイテムを使用する、という操作は従来のシリーズ作品と同じ。さらに、本作にはショートカットの機能が追加されていて、L1ボタンを押しながら右スティックを倒すと、その方向(上下左右と斜め4方向の合計8方向)に設定してあるアイテムを即座に使えます。カタカタとアイテムをずらしていく手間がなくなり、素早くアイテム使えるので、とても便利でした。しかも、ショートカットにはアイテム以外にも、スタンプや定型文の発信なども設定可能。方向キーの上下左右に対応した4セットを用意できるので、合計で32個も登録しておけます。ショートカットは、L1ボタンを押しつつ右スティックを傾けた後、L1ボタンを離すと実行されるのですが、右スティックを押し込むと実行するようにも変更可能。私は、押し込みで実行するほうが遊びやすかったです。

ショートカットの特徴
●L1ボタンを押しながら右スティックを倒し、L1ボタンを離すと、その方向(8つ)に登録しておいたアクションを実行
●ショートカットは4セット用意でき、方向キーの上下左右で切り換えられる



調合
 ふたつのアイテムを掛け合わせて新たなアイテムを作り出す調合のシステムは本作でも健在。これまでのシリーズ作品のように、調合率は表示されていなかったので、調合は必ず成功するようです。しかも、本作には自動調合という機能も搭載。自動調合に指定したレシピの素材が揃うと、メニューを開かなくても自動で調合が行われます。プレイ中は気が回らずに確認できませんでしたが、ボウガンの弾の素材をあらかじめ用意しておき、撃ちながら自動調合でその弾を補充、といった芸当もできるかもしれません。今回のプレイでは、光蟲を入手した際、すぐにスリンガー閃光弾(スリンガーに装填してつかう目くらましに使える弾)に調合され、それを使ってモンスターの動きを止められた場面があったので、有用なアイテムはとりあえず自動調合に登録しておいて損はなさそうです。

調合の特徴
●従来のシリーズ作のように調合に成功率は設定されておらず、必ず成功する
●自動調合に指定したレシピは、素材が揃うと自動で調合を行う



スリンガー
 本作では、ハンターの基本装備としてスリンガーというツールが新登場。スリンガーは、石ころや木の実、スリンガー専用の弾などを発射できるだけでなく、高所にロープを引っ掛けて移動にも使えて、さまざまな場面で役に立ちます。スリンガーで発射できるアイテムは、調合などであらかじめ用意しておくこともできますが、フィールドのあちこちで拾えるほか、大型モンスターの部位破壊をしたときに手に入ることも。モンスターの気を引く効果があるもの、大ダメージを与えられるものなど、装填できる弾には多種多様な特徴付けがされているので、どう活用するかがハンターとしての腕の見せどころですね。ちなみに、スリンガーに装填しておけるアイテムは1種類のみ。フィールドで拾ったものが既に装填されている場合、新たにスリンガーに装填できるアイテムを拾うと、もともと装填されていたものは地面に落ちます(ふたたび拾うことは可能)。

スリンガーの特徴
●石ころや木の実、スリンガー専用の弾などを発射できる
●特定の場所にロープを引っ掛けることができ、移動に使える
●スリンガーに装填しておけるアイテムは1種類のみ

スリンガーに装填できる弾の例
●スリンガー松明弾……着弾地点で発火し、火を嫌う生物を遠ざけ、火を好む生物をおびきよせる
●スリンガー水流弾……水属性の弾で、モンスターに付着している泥を剥がす効果がある
●ヒカリゴケ……着弾点で周囲を照らす。飛竜種の目をくらますこともできる
●はじけクルミ……威力は高くないが、当てるとモンスターがひるみやすい



導蟲
 スリンガーと同様に、本作で初めて登場する導蟲(しるべむし)。これは、大型モンスターの痕跡や拾えるアイテムなどがあると、その場所に光の道を作ってハンターに知らせる、便利なツールです。フィールドに出ているあいだは基本的に放した状態になっていて、モンスターを狩猟中でなければプレイヤーにさまざまなヒントを与えてくれます。本作のフィールドは広大で、高低差も激しいですが、導蟲がいれば百人力。大型モンスターの姿が見つけられなくても、痕跡を集めていれば導蟲がその大型モンスターの位置を教えてくれるようになります。また、生態マップにピンを刺し、目的地を設定すればそこへの最短ルートを示してくれる機能もあり、地形を把握できていないプレイ開始直後は何度もお世話になりました。

導蟲の特徴
●大型モンスターの痕跡や拾えるアイテムなどがあると、その場所に光の道を作ってハンターに知らせてくれる
●何も操作しなくても導蟲を放した状態になっているが、モンスターを狩猟中はカゴの中に入ってしまう
●痕跡をたくさん集めれば、そのモンスターがいる位置へ導いてくれるようになる
●目的地を設定すればその場所まで導いてくれる



最後に……
 『MH:W』は、私の中にある“いつもの『モンハン』を遊びたい欲”が十二分に満たされつつも、新たな体験・発見ももたらしてくれる、私の期待を遥かに上回る出来栄えでした。とりわけ印象に残ったのは、厚みのある世界観。プレイを進めていくにつれて、徐々に明らかになっていく新大陸の構造やモンスターの生態は、これでもかと冒険心をくすぐってくれます。ヘビィな『モンハン』ファンとしては、これまでの作品からの変更点も見逃せません。用意しなくても砥石が無限に使えたり、マップに採集ポイントが記録されていたり、ゲーム内で大型モンスターの肉質や破壊報酬などがわかったり……、挙げだしたらキリがないですが、とにかく遊びやすくなっていて、そういった意味では、『モンハン』デビューにも最適な1本と言えると思います。また、『モンハン』は人の輪を広げてくれる作品でもあるので、“サークル”が作れるというのも楽しみ。新たな狩友たちと、早く新大陸を冒険したい!

(Text by 堤教授)


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最終更新:11/2(木) 1:57
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