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「ポアロになっちゃってるんですよ」『オリエント急行殺人事件』日本語吹き替え版声優に草刈正雄

2017/11/2(木) 5:00配信

ぴあ映画生活

12月8日(金)に日本公開が迫る『オリエント急行殺人事件』。“ミステリーの女王”アガサ・クリスティーの傑作小説を、ジョニー・デップ、ペネロペ・クルスら豪華キャストで映画化した。今回、巨匠ケネス・ブラナーが演じる世界一の名探偵エルキュール・ポアロの日本語吹替版声優を、草刈正雄が担当することが決定した。

『オリエント急行殺人事件』その他画像

「すごい豪華キャストですし、その中でもポアロの声ということで“えー!”と思いました。うれしかったですね」と、オファーを受けたときの感想を率直に語る草刈。芸歴47年。昨年はNHK大河ドラマ『真田丸』での演技が話題になり、“昌幸ロス”が起こるなど、日本が誇る名優のひとりだが、意外にも劇場公開実写映画の吹替は初挑戦だという。

「よくしゃべっているでしょ(笑)。日本語でついていけるかなって、ちょっと不安ですね」と謙虚な姿勢を見せながらも「台本を読んでみたんですけど、演じている俳優さんたちは感情が豊かなので、声だけで感情を表現することは楽しみです」とさすがの余裕を感じさせるコメントが飛び出した。

また、『オリエント急行殺人事件』をふくめたアガサ・クリスティー原作の映画やドラマはほとんど観ているという草刈。 「エンターテイメントですよね。旅行先で、それもオリエント急行や、船で殺人が起きたり、ドキドキしますよね。そこが醍醐味じゃないでしょうか。面白いですよね! “あ、この人かな?”って犯人がなんとなくわかる時もありますが、結構当たらない、僕は」と、草刈自身は名探偵とはいかないようだ。

今回、草刈は箱根ラリック美術館が所蔵・展示しているオリエント急行のサロンカー内に、ポアロのトレードマークである口ひげをたくわえた姿で登場した。車内にあるほとんどのものは、現役時代に使われていたものからほぼ手を加えていないという。「こうやって扮装して、ましてや使っていた車両に乗っていると、その気になっちゃうんですよ、すぐ(笑)。ポアロになっちゃってるんですよ。ちょっとこれ、大人しい髭でしたけどね。ケネスさんみたいに大きいのも楽しみにしていたんですけど、こういう髭で落ち着きました」と、チャーミングな一面を披露した。

「しゃべり方にしても、ファッションにしても、テーブルマナーにしても、いちいち素敵ですよね。あれが魅力じゃないでしょうか」とポアロの魅力について分析し、「僕が、どこまで素敵なお芝居に声をつけられるか楽しみです。声だけですけど、思いっきり暴れたいと思います!」ケネス・ブラナー×草刈正雄で魅せる、華麗な謎解きに期待が高まる。

『オリエント急行殺人事件』
12月8日(金)より全国公開

最終更新:2017/11/2(木) 5:00
ぴあ映画生活