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【映像】意に反した結婚で夫毒殺企て 誤って-家族17人を殺害

2017/11/2(木) 14:14配信

AP通信

ムルタン、パキスタン、11月1日 (AP)― パキスタン北東部パンジャブ州警察は1日、新婚早々の夫の毒殺を企てたが、誤って関係のない家族縁者17人を殺害したとして、妻を逮捕した。
 毒殺が妻1人の企てによるものか、それとも不倫関係にあった男が教唆したものかを調べるため、裁判所は警察に妻の2週間の拘留を認めた。また、男も逮捕され、容疑者に毒物を渡したことを認めている。
 パンジャブ州東部の辺境の村アリ・プールに住むアーシア・ビビ容疑者は9月、両親が勧める縁組で意にそぐわない相手と結婚したが、里に帰りたがっていたという。
 警察によると、ビビ容疑者は不倫関係にあった男性から入手した毒物を、ミルクに混入して夫に飲ませようとしたが、夫はこれを拒否。 
 ところが、これを知らない夫の母親が、この毒入りミルクでラッシーを作り、家族縁者27人振る舞ったところ、全員が意識不明になり、病院に収容された。その結果、17人が死亡し、10人が重体という。
 当局は、ビビ容疑者自身の手でラッシーを作ったのではないかとみている。 
 ビビ容疑者は10月31日、ムザファルガルの裁判所に出廷、結婚は自身の意に反して両親が決めたもので、怒りを感じていると供述した。結婚後も、男性との間で不倫関係は続いていたという。
 ビビ容疑者は、離婚するためにはどんなことでもすると両親に告げたが、離婚は認められなかったと述べ、殺したかったのは夫1人で、巻き添えで死んだ17人には申し訳ないと謝罪した。
 パキスタンではいまも、両親が決めた縁談で意にそぐわない相手と結婚する女性は多いが、今回のようなケースはまれだ。

(日本語翻訳 アフロ)

最終更新:2017/11/2(木) 14:14
AP通信