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兼六園、冬の装い 雪づり始まる

11/2(木) 2:23配信

北國新聞社

 雪の重みから木々の枝を守る「雪づり」の作業が1日、兼六園で始まった。園内随一の枝ぶりを誇る「唐(から)崎松(さきのまつ)」では、庭師の手際良い作業によって高さ約9メートルの美しい円すい形が姿を現し、冬の装いが整った。

 庭師は作業用に建てられた柱のてっぺんに上ると、放射状に次々と縄を投げ下ろし、下で待ち受けた庭師が縄を枝に結び付けていった。観光客は、北陸の冬の風物詩である雪づりが出来上がっていく様子を興味深げに眺めた。雪づりは園内の松やツツジなど約800カ所に施され、作業は12月中旬までを予定する。

 石川県内は1日未明から早朝にかけて「放射冷却」が起きて冷え込み、気温は輪島市三井で1.9度、志賀で3.0度などと全11観測地点で今季最低となった。高気圧に覆われ、日中は晴れまたは曇りだった。金沢地方気象台は乾燥注意報を出して火の取り扱いに注意するよう呼び掛けた。

北國新聞社

最終更新:11/2(木) 2:23
北國新聞社