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紀平がトリプルアクセル2本成功、真央さんより高難度構成

11/5(日) 0:35配信

デイリースポーツ

 「フィギュアスケート・西日本選手権」(4日、アクシオン福岡)

 女子ショートプログラム(SP)とジュニア男女のフリーが行われた。ジュニア女子ではSP首位の紀平梨花(15)=関大KFSC=が国際スケート連盟(ISU)非公認ながらトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を2回成功。フリー131・92点、合計195・20点で優勝した。

 「本番できちんと二つとも決められてうれしい」とはにかんだ笑顔を見せた紀平。国内大会では浅田真央さんが05年全日本選手権で初めて成功させた時と同じ15歳での快挙達成。しかも、冒頭の連続ジャンプでトリプルアクセルに3回転トーループをつけ、次に単発のトリプルアクセルを成功した。

 浅田さんは連続ジャンプの2本目が2回転だったため、さらに高難度の技となる。紀平は「難しいと考えるより、こなすべき技だと捉えていたから決められたのかな。自分の得意技だと思えるようにしたい」と言い、攻めの姿勢を貫いた。一方で「まだ余裕がなかった。もっと軽々と跳べるように確率を上げたい」と憧れの人の背中を追っている。

 昨季はトリプルアクセルを国際大会で決め、新たなジャンプの申し子として注目された。今季はさらに表現力やスケーティング技術が向上し、総合力も上げた。ジュニアでの200点超えも期待される中で「目標が見えてきた。(アクセル)2本の数をもっと増やしたい」と虎視眈々(たんたん)。年齢制限で平昌五輪には出場できないが、12月に名古屋で開催されるジュニアGPファイナルへの出場は決まっている。出場6人の残りの5人は全てロシア勢。未来の五輪でのライバルと、まずは大技で勝負する。