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デマに殺された沖縄出身者ら 「信じ込む力、今も拡大」

11/4(土) 11:10配信

沖縄タイムス

 1923年の関東大震災で「朝鮮人暴動」のデマを信じた住民によって、沖縄出身の儀間次郎さんら3人が撲殺された「検見川事件」の学習会(主催・同事件を語る会)が3日、那覇市内で開かれた。差別やヘイトスピーチなどの取材を続けるジャーナリストの安田浩一さんも参加し「弱者を差別し、デマを信じ込む力は近年、拡大している」と指摘した。

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 東京から千葉郡検見川町に避難していた儀間さんや秋田、三重出身の3人は青年団から「朝鮮人」と決めつけられ暴行を加えられた。語る会の島袋和幸さんは「共通語が不自由な地方出身者を『朝鮮人』と決めつけ、他にも多くの犠牲があった」と指摘した。

 安田さんは昨年の熊本地震後に短文投稿サイト「ツイッター」で高校生らが「朝鮮人が井戸に毒を投げ込んだ」などの書き込みをした事例を挙げ「94年前のデマは今も差別意識とともに引き継がれている」と述べた。

 ヘイトスピーチなど差別言動をする人について「女子中学生や主婦、知的水準の高い大人も多い。社会全体が差別を意識的、無意識的に許容し、沖縄や韓国、中国を批判する本が売れる。良識的な出版社もそういった本を出さざるを得ない状況にある」と警鐘を鳴らした。

最終更新:11/4(土) 12:30
沖縄タイムス