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【インタビュー】東京国際大MF安東輝に影響を与えた小林慶行と関根貴大…“約束”のプロ入りを目指して

11/6(月) 20:52配信

SOCCER KING

 東京国際大学の安東輝がプロ入りを目指す理由には、2人の人物が大きな影響を与えているという。同じ少年団のOBである小林慶行(現ベガルタ仙台コーチ)と、浦和レッズユース時代の同期である関根貴大(現インゴルシュタット)。2人との約束を果たすため、大好きなサッカーで夢をかなえるために、安東は大学サッカーラストシーズンに勝負を懸けて臨んでいる。

「自信」と「焦り」。インタビューで胸の内を明かす安東輝の声には、二つの感情が入り混じっているようだった。

 もともと知名度のある選手ではなかった。浦和レッズユース時代の大半をケガで棒に振り、大学では地域選抜にも入ったことがない。だが、かつてJクラブでも指導歴のある東京国際大学の前田秀樹監督は言った。

「彼は技術があって、意外性のあるアイデアも持っている。そういうセンスの部分は教えられるものじゃないんです。宝物だから。大事に育てたいと思っています」

 その才能が開花し始めたのは昨シーズン。関東大学2部リーグ優勝を果たした東京国際大において、安東はまさにチームの中心だった。3年生ながら10番を背負い、11ゴール10アシストを記録。セットプレーのキッカーも務める正確なキックと、ゴール前で決定機を演出する攻撃センスは、チームに欠かせない武器となった。

 そして最終学年となった今シーズン。手繰り寄せた1部リーグの舞台で、安東は自らに「二ケタゴール&アシスト」というノルマを科した。目標とするプロ入りを果たすためには、“ラストチャンス”となったこの舞台で結果を残すしかない。

 宣言どおり、流通経済大学との開幕戦では鮮烈な活躍を見せた。開始2分に個人技でシュートまで持ち込んで先制点を奪うと、前半終了間際にはCKから追加点をアシスト。2部リーグから昇格したばかりの東京国際大が1部リーグの強豪と堂々と対峙し、主導権を握ったゲーム運びができたことに、安東の貢献は大きかった。以降、第20節までに得点は「8」、アシストは「6」を数え、どちらもランキングの上位に位置。“勝負の一年”で輝きを放っている。

 それでもまだ満足することはない。もっと、もっと――。強い覚悟が欲望となって、安東の体を突き動かしている。

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最終更新:11/6(月) 20:52
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