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JASRAC、映画音楽の上映使用料を引き上げへ 劇場側は「死活問題」と反発

2017/11/8(水) 17:30配信

BuzzFeed Japan

坂本龍一さん「正当な対価の支払い重要」

8日に東京都内で記者会見した、いではくJASRAC会長は次のように発言した。

「何もないところからあるものを生み出すことは、一般の人が考えるよりもはるかに大きなエネルギーが必要。報酬がなければ生活できず、生活できなければクリエイターという職業を選ぶ人はいなくなる」

「映画と音楽は密接に結びついている。映画がロングランしているということは、音楽も繰り返し歓迎されているはず。ところが、日本では音楽に対する評価が欧米に比べて著しく低い」

会見では、「戦場のメリークリスマス」「レヴェナント:蘇えりし者」などの映画音楽を手がけた坂本龍一さんや、「レッドクリフ」に楽曲提供した岩代太郎さんら国内外の音楽家のメッセージも紹介された。

坂本龍一さんのコメントは以下の通り。

音楽業界全体の売上げ縮小が続く中、音楽家は音楽を作るだけでは生活することが難しくなっています。インターネットを介した音楽の頒布はすばらしいことですが、音楽自体の値段が限りなくゼロに近づいているのは残念な事実です。

しかし、映像と一体となる音楽のアウトレットは、形を変えながらますます需要が増しています。そんな時、新作・既存に関わらず、使用される音楽とその著作者に対しての正当な対価が支払われることが重要なのは言うまでもありません。

映画興行収入において世界の高位である日本が、先進国ならびにアジアの中でリーダーシップを発揮し、クリエイターの経済的基盤を守るために尽くしてくださることを願って止みません。

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最終更新:2017/11/8(水) 20:34
BuzzFeed Japan

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